真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.12 14:22
フェブラリーS(G1)武豊インティに昨年「悪夢」再来!? 陣営の懸念の”影”に2番人気12着後「引退」に追い込まれたアノ馬
編集部
「前走の課題は、以前のレースで手前を替えなかった左回りでしたが、東海Sの最後の直線では上手く替えられていました。まだ向正面で替えられなかったり、課題が完全にクリアされたわけではないですが、本番に向けて収穫のあるレースだったと思います。
東海Sが1800mになってから初めて1分50秒を切る好タイムだっただけに、反動が気になっていましたが『今までで一番ダメージがなかった』(野中賢二調教師)と順調そのもの。体質が強化されてきた点も本格化をうかがわせますね」(競馬記者)
大手競馬ポータルサイト『netkeiba.com』による予想オッズで2.4倍と、一昨年の覇者ゴールドドリームを上回る1番人気が予想されているインティ。主戦の武豊騎手も「昨年はG1を勝ってないので、今年一発目で決めたい」と気合十分だ。
だが、野中調教師が「課題は距離のマイル」と話している通り、課題がないわけではない。
「番手でも競馬できる馬ですが、自分の形に持ち込めるかは疑問ですね。東京1600mなので芝スタートが大きな課題。仮にこなせたとしても、インティは今まで最初の600mが36秒以上のレースしか経験していません(1700mのレースで35.2秒(推定)がある)。
それに対してフェブラリーSはここ4年間、いずれも34秒台前半。5年前には35.5秒でコパノリッキーが2番手から押し切っていますが、今年はサクセスエナジーなど前に行く馬が何頭かいますので、例年通りのペースになることが濃厚。武豊騎手が上手くインティの形に持ち込めるかが、大きなカギになりそうです」(別の記者)
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!