真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.01 08:09
「16冠ベビー」ソウルスターリングの新馬快勝は「名門復活」への序章!今年の藤沢和雄厩舎の2歳馬は牝牡そろった豪華ラインナップ!
編集部
すでに先月23日の新馬戦(芝1800m)を勝ち上がっているペイドメルヴェイユも今後が楽しみな一頭だ。
父は今年の安田記念をロゴタイプが勝ったことで一躍脚光を浴びたローエングリン。母がドバイワールドカップを勝ったヴィクトワールピサや安田記念を勝ったアサクサデンエンと兄弟という良血馬だけに、大きな期待を背負って当然の存在だ。新馬戦の距離も同じだけに、同世代の2歳牝馬としてソウルスターリングのライバルになってもおかしくはない。
さらに、冒頭で戦線離脱と述べたチェッキーノの半弟となるラボーナも面白い存在だ。
こちらはキングカメハメハ産駒の姉からルーラーシップに替わったが、それがどう出るかは名牝エアグルーヴの一族となる新種牡馬ルーラーシップの真価の見せ所だ。兄のコディーノや、姉クラスの能力があれば、狙うのは当然来年の日本ダービーとなる。
桜花賞馬レジネッタを母に持つアルトリウスも、当然ながらクラシック級に期待が掛かる一頭だ。
母は2008年の桜花賞を制したレジネッタ。オークスでも3着と気を吐いた。息子のアルトリウスは1月の早生まれということもあって、この夏にはデビューできるように調整が進められている。ハービンジャー産駒の半兄は1勝馬だが、父がキングカメハメハに替わったことで俄然期待度が上がる。
今なお、毎年のように重賞勝ちを収めている藤沢和厩舎だが、タイキシャトルやシンボリクリスエスを擁した時のような勢いはなくなっている。だが、2頭がすでに1800mの新馬戦を勝ち上がっているように、今年の2歳馬は例年以上の期待値だ。
現役最多勝を誇る名門厩舎復活へ、今年の2歳ラインナップが意地を見せるか。
PICK UP
Ranking
5:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
- クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
- JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
- 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声