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弥生賞(G2)ニシノデイジー「”暴走”追い切り」の真意!? 主戦・勝浦正樹が示した「打倒サートゥルナーリア」の可能性

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 21日に美浦のWコース行われた弥生賞の1週前追い切りで、ニシノデイジーは併せ馬を追いかける形でスタートしたが、勝浦騎手は直線に入る前に併せ馬パス。そのため最後は単走になったが、ぶっちぎりの形でゴールしている。

「6ハロン82.4秒、ラスト12.7秒という時計でしたが、単走になっても最後までしっかり走れていました。

もし、勝浦騎手がレースを想定していたのなら、逃げるまでは行かないまでも『早めに先頭に立って、そのまま押し切る持続力勝負を想定していた』ということになります。

実際に似たような競馬で札幌2歳Sを勝っていますし、もし本番でこの競馬ができるのなら、サートゥルナーリアに一泡吹かせることができるかもしれませんね」(同)

 予定の併せ馬とは異なる追い切りとなったが、勝浦騎手は「やろうとしていることとは違ったが、ある程度しっかりやれた」と手応え。「徐々に行きたがった。並んだら引っかかったけど、暴走したわけではない」と、ニシノデイジーの”気持ち”を重視した内容であったことを明かしている。

 インタビュー内でも「中山が向いている」と語っている勝浦騎手。2007年の朝日杯フューチュリティS(G1)以来となるG1制覇をニシノデイジーで狙っていることは間違いないが、仮に皐月賞を逃すと、本馬が勝てそうな「中山G1」はグランプリの有馬記念(G1)のみ。

 そういった意味でも「今が勝負の時」といえるのではないだろうか。

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