GJ > 競馬ニュース > ニシノデイジー「暴走」の真意  > 3ページ目
NEW

弥生賞(G2)ニシノデイジー「”暴走”追い切り」の真意!? 主戦・勝浦正樹が示した「打倒サートゥルナーリア」の可能性

 21日に美浦のWコース行われた弥生賞の1週前追い切りで、ニシノデイジーは併せ馬を追いかける形でスタートしたが、勝浦騎手は直線に入る前に併せ馬パス。そのため最後は単走になったが、ぶっちぎりの形でゴールしている。

「6ハロン82.4秒、ラスト12.7秒という時計でしたが、単走になっても最後までしっかり走れていました。

もし、勝浦騎手がレースを想定していたのなら、逃げるまでは行かないまでも『早めに先頭に立って、そのまま押し切る持続力勝負を想定していた』ということになります。

実際に似たような競馬で札幌2歳Sを勝っていますし、もし本番でこの競馬ができるのなら、サートゥルナーリアに一泡吹かせることができるかもしれませんね」(同)

 予定の併せ馬とは異なる追い切りとなったが、勝浦騎手は「やろうとしていることとは違ったが、ある程度しっかりやれた」と手応え。「徐々に行きたがった。並んだら引っかかったけど、暴走したわけではない」と、ニシノデイジーの”気持ち”を重視した内容であったことを明かしている。

 インタビュー内でも「中山が向いている」と語っている勝浦騎手。2007年の朝日杯フューチュリティS(G1)以来となるG1制覇をニシノデイジーで狙っていることは間違いないが、仮に皐月賞を逃すと、本馬が勝てそうな「中山G1」はグランプリの有馬記念(G1)のみ。

 そういった意味でも「今が勝負の時」といえるのではないだろうか。

弥生賞(G2)ニシノデイジー「”暴走”追い切り」の真意!? 主戦・勝浦正樹が示した「打倒サートゥルナーリア」の可能性のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……