真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.26 06:57

弥生賞(G2)ニシノデイジー「”暴走”追い切り」の真意!? 主戦・勝浦正樹が示した「打倒サートゥルナーリア」の可能性
編集部
「逃げることも今後あるかもしれないですね」
24日、『netkeiba.com』で連載中の「ノンフィクションファイル」に登場した勝浦正樹騎手。上記のセリフが飛び出したのは、今週の弥生賞(G2)に出走するニシノデイジー(牡3歳、美浦・高木登厩舎)に関するインタビューに答えている最中だ。
皐月賞(G1)と同じ舞台で行われる王道トライアルの弥生賞。今年は、京成杯(G3)を勝ったラストドラフトと、重賞2勝のニシノデイジーとの一騎打ちという下馬評だが、勝浦騎手が見据えているのは、あくまで昨年末のホープフルS(G1)で完敗を喫したサートゥルナーリアとの逆転劇だ。
詳細はぜひインタビューをご覧いただきたいが、勝浦騎手本人も「あの時は全くうまく乗れませんでした」と語るホープフルSは、相当悔いが残る敗戦だったようだ。
「これまで札幌2歳S(G3)では早め先頭で押し切り、東京スポーツ杯2歳S(G3)では中団から上がり2位の33.9秒で差し切り勝ち。
競馬場を選ばず、自在性もあるニシノデイジーですが、勝浦騎手は基本的には瞬発力勝負よりも、上がり(の時計)が掛かる持続力勝負で力を発揮する馬だと考えているようです。いわば東京の日本ダービー(G1)よりも、中山の皐月賞(G1)の方に可能性を感じているということでしょうか。
しかし、昨年末のホープフルSでは中山コースながら1000m通過が62.5秒というスローで、結果的に瞬発力勝負になってしまいました。その中で勝浦騎手は『他の馬に合わせるような競馬をしてしまった』と、瞬発力勝負に付き合ってしまったことを悔いているようですね」(競馬ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆