JRA金鯱賞「G1昇格」に現実味!? ダノンプレミアムら超豪華メンバー共演、わずか7年で「売上330%」に大ジャンプ!
+48.3%の大幅アップがあった2017年の翌年、スワーヴリチャードVSサトノダイヤモンドで注目された2018年は53億4869万円と、さらに+46.4%を上乗せ。そして、ダノンプレミアムを筆頭にG1馬5頭が集った今年は、さらに+19.6%伸びて63億9730万3500円と、2012年からわずか7年で約3.3倍の売り上げを記録している。
◆金鯱賞(G2)売り上げ推移
2012 19億8043万6900円
2013 20億3525万2700円 +2.8%
2014 23億9301万1500円 +17.6%
2015 25億4591万7900円 +6.4%
2016 24億6279万7700円 -3.3%
2017 36億5328万6200円 +48.3%
2018 53億4869万0000円 +46.4%
2019 63億9730万3500円 +19.6%
「今年も豪華なメンバーで大いに盛り上がりましたが、番組を編成するJRAとしても移設は大成功ではないでしょうか。
3月に移動したことで大阪杯だけでなく、ドバイシーマクラシック(G1)やドバイターフ(G1)などのドバイ組、5月の香港遠征組などの前哨戦として利用されるようになったことが、好メンバーの大きな要因だと思います。
特に、ここ2年は重要度が増して『G1並み』といわれるメンバー。この盛り上がり方はG1に昇格を果たす直前の大阪杯に少し似ていますね。このままいけば『賞金増額』だけでなく、施行条件や開催時期などの問題をクリアすれば『G1昇格』の話も出てくるかもしれませんよ」(同)
2017年にG1昇格を果たした大阪杯だが、その要因となった「G2時代」も毎年のように天皇賞・春や宝塚記念、香港遠征などを睨んだ強豪が集結。G2としては異例の盛り上がりを見せていた。
ちなみにG1昇格を果たす直前、2016年の大阪杯の売り上げは69億462万5400円。今年の金鯱賞は63億9730万3500円と、あくまで売り上げや注目度という点では、G1昇格の”領域”に手が届きかかっている。
今や高松宮記念(G1)やチャンピオンズC(G1)に次ぐ、中京の看板として定着した感のある金鯱賞。果たして1965年の創設から紆余曲折を繰り返してきた名物レースが、今後どういった「進化」を遂げるのか楽しみだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- パンサラッサやサイレンススズカも及ばない、天皇賞・秋(G1)史上最速ラップの歴史
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 競馬界に”2世騎手”たちが続々参入中! 息子たちは偉大なる父を超えることができるのか?














