真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.03.12 16:05
JRAスプリングS(G2)藤田菜七子参戦チャンス到来! キュアン「ダート→芝」適性と抽選
編集部
17日、中山競馬場でスプリングS(G2)が行われる。皐月賞トライアルでありながら、1800mで行われるため、NHKマイルC(G1)を視野に入れたマイラーも集結。春の3歳G1競走を占う重要な一戦と目されている。そのレースに藤田菜七子騎手がキュアン(美浦・林徹厩舎)で参戦を予定している。
キュアンは父が凱旋門賞馬ワークフォース、母オメガセニョリーナ、母父アグネスタキオンという血統を持つ。
昨年の8月に菜七子騎手を乗せてデビュー。芝2000m戦で果敢にハナを奪って逃げるも、後続に交わされてしまい、10着に終わっていた。その後は、ダートに転向し、田辺裕信騎手を鞍上に迎えた未勝利戦2戦目(ダ・1800m)で勝利を掴み取っていた。
「新馬戦後にダートに転向しているので芝への適性は未知数。それでも前走のダート戦では稍重の馬場を苦にすることもなく1馬身半差をつけて勝利。積極的に前に出る競馬をしているようですし、馬場が渋ってくれれば面白い存在だと思います。
今回は賞金400万円の馬が10頭登録しています。うち7頭が出走できるのですが、出走するためにはまずその抽選を突破する必要があります。確率的にはそこまで低くないので、是が非でも突破してもらいたいですね」(競馬誌ライター)
そのキュアンの1週前追い切りに菜七子騎手が騎乗。雨が降ったためぐちゃぐちゃに荒れていた美浦の坂路で4ハロン52秒7、ラスト13秒1を記録している。稽古後、菜七子騎手は「スポニチ」の取材に「動き的には良かったと思います。パワーアップしている印象です」と成長していると語った。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛