真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.27 08:45
エアスピネルの「次走」がスワンS(G2)参戦濃厚! マイル界の頂点に向け、初の1400m戦が及ぼす「危険性」と武豊騎手との「コンビ復活」は?
編集部
20日の札幌記念(G2)で5着に敗れたエアスピネル(牡4歳、栗東・笹田和秀厩舎)の次走として、10月28日(土)に行われるスワンS(G2、芝1400m)が濃厚であると複数の関係者が明らかにしている。
今年マイル路線に矛先を向け、1月の京都金杯(G3)で約1年2カ月ぶりの勝利を上げるなど、幸先の良いスタートを切ったエアスピネル。だが結局、春の勝利はそれだけ。目標にしていた安田記念(G1)でも、やや不完全燃焼気味の競馬で5着に敗れている。
笹田和秀調教師を始めとした陣営は、その一戦を受け2000mの札幌記念への挑戦を表明。何よりも驚きだったのが、そこまで12戦手綱を握り続けていた武豊騎手の降板を発表したことだった。
しかし、期待された札幌記念では最後の直線で伸びを欠き5着。道中でやや掛かり気味になる姿も見られており、代役のC.ルメール騎手からは「2000mは少し長い」と告げられた。
秋華賞馬エアメサイアの仔として2歳時からG1制覇が期待された良血馬がこの秋、どこへ行くのか……。ファンの多い馬だけに大きな注目を集めたが、陣営が選択したのはデビュー初となる1400mへの挑戦だった。
無論、目標はこのスワンSではなく、あくまでマイルCS(G1)。デイリー杯2歳S(G2)と京都金杯の重賞2勝、さらにはマイラーズC(G2)での2着という、エアスピネルが最も良績を上げている「京都のマイル戦」だ。ただ、1400mから始動するということは、やはりマイル路線に”逆戻り”するということなのだろう。
しかし、この陣営の選択には早くも賛否両論が起きているようだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新- 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
- 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
- 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
- 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
- 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
- 「うまく力を出せた」2年目女性騎手が2ヶ月ぶり白星! 「負担重量の注意義務」を怠り戒告処分も…翌日1Rで名誉挽回の好騎乗
- 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
- 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!