最年少Mリーガー松本吉弘「僕がMリーグの個人1位になれる」の真意……初著書で語られた「麻雀界の藤井聡太」の軌跡【書籍発売記念インタビュー】

――松本さんらしい熱い文章で、泣かされた読者も多いとか。

松本:嬉しいですね! 僕自身は本を通じて「松本吉弘という麻雀プロの存在」を知ってもらえれば、という一心で書いただけなんですが、本当に多くの人に「おもしろかった!」と言ってもらえて、自分という存在が「少しでも受け入れられたのかな」と思って嬉しかったです。

――改めて、自分が本の表紙に載っているというのはいかがですか? なかなかヒットマンらしい強面の表情をされていますが(笑)。

表紙を飾る自分に「あああっ、こっち見んな!」

松本:「あああっ、こっち見んな!」って感じですね(笑)。多くの人に読んでいただいて、プロ雀士・松本が「本を出せる段階に至ったんだな」と感慨深いものがありました。

――できる限り多くの人に手に取ってもらいたいのは当然だと思いますが、その中でも、あえて「こういう人に読んでほしい」というのはありますか?

松本:つい先日(5月3日)27歳になったんですけど、僕と歳の近い、もしくは少し下の学生の方とか、若い方に読んでもらいたいです。

今から「Mリーガー目指して麻雀やるぞ!」って人にとっては、僕がMリーガーの中で一番若いので、一番目指しやすいというか、身近な存在。コラムでも「どうやってMリーガーになったのか」ということも書いてありますし、ぜひ参考にして上を目指してほしいですね。

あとはやっぱり、僕を応援してくださってるファンの方々に。本当に多くの人に支えられてここまで来ましたし、普段の麻雀だけではなかなか伝わらない僕の人となりを感じてもらえればなと思います。

――そんな松本さんですが「目指すべき理想のプロフェッショナル」として、元プロ野球選手の新庄剛志さんの名前を挙げています。

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