麻雀・村上淳「最高位」が号泣スピーチで締めた！ 最高位戦「第42期 就位祝賀パーティー」レポート
編集部
そして、今表彰式のオオトリを務めたのが、最高位戦が誇る村上淳プロ（最高位戦日本プロ麻雀協会）。通算3期目の「最高位」を獲得した貫禄十分に壇上へ登場すると、いきなり「みなさん、元気ですかー！」と声を張り上げ、会場を沸かせた。
「まず、この素晴らしい麻雀業界を作ってくださった諸先輩の方々に感謝申し上げます。最高位戦をここまで支えてくださった裏方の方々、所属しているプロ全員に感謝したいです。他にもお世話になっているメディアの方々、ファンの方々、家族など、そういった周囲のご支援がなければ、今の自分は絶対になかったと思っております。本日来てくださった方々すべてにお礼申し上げたい。本日は、誠にありがとうございました」
スピーチ中には、これまで支えてくれた人々への感謝の気持ちのあまり「感無量」といった感じで涙を見せた村上プロ。終始、お祝いムードに溢れた穏やかな空気の中、今年の就位祝賀パーティーの表彰式は、名実ともに最高位戦を代表する男の感動的なスピーチで幕を閉じた。
とはいえ来期、つまり第43期のタイトルを懸けた戦いは、すでに始まっている。中でも相楽プロがディフェンディングチャンピンとなる「女流名人戦」は、早くも今月6日に決勝戦が行われる予定だ。
日本屈指の規模を誇る、最高位戦日本プロ麻雀協会。その各タイトルの頂点に立ち、来年このパーティーの壇上に上がるのは、果たしてどの雀士か――。
今後、ますます熱を帯びる激戦に期待したい。