麻雀Mリーグ「10月8日」を占う!「逆襲」の萩原聖人&佐々木寿人……ドラ1・エースが低迷するチーム浮上を狙う!!
10月1日に歴史的な開幕を迎え、早くも1週間が経過した麻雀『大和証券Mリーグ2018』。
博報堂 DYメディアパートナーズ、テレビ朝日、コナミアミューズメント、セガサミーホールディングス、電通、U-NEXT、そしてサイバーエージェント……。
プロ麻雀チームどころか、プロ野球球団を所有してもおかしくないほどの超一流企業がチームスポンサーとして名を連ね、センセーショナルな幕開けとなったMリーグだが、実際の対局もまた開幕から白熱したものになっている。
開幕から4節8対局が行われ、トップに輝いたのは園田賢(赤坂ドリブンズ)、石橋伸洋(U-NEXTパイレーツ)、村上淳(赤坂ドリブンズ)、多井隆晴(渋谷ABEMAS)、白鳥翔(渋谷ABEMAS)、松本吉弘(渋谷ABEMAS)、鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)とかなりチームの偏りがある状況。好調なチームと不調なチームが大きくわかれた結果となっている。
特にドリブンズの村上は現在2連続トップで個人1位。1人で+115.8Pを叩き出すなど絶好調だ。
また、トップを獲った7人の内、園田を除く6人が今期の『RTDリーグ』(AbemaTV)出場者。実力者が前評判通りの結果を出したといえるが、まずは「大舞台の経験」が活きた形だ。今後、残りの各選手も”舞台慣れ”することで、本来の実力を出してくることは確実。まだまだ開幕したばかりであり、さらなる熱戦が期待される。
「第5節」10月8日(月)午後7時~
出場チーム
『渋谷ABEMAS』1位
『KONAMI麻雀格闘倶楽部』6位
『TEAM雷電』7位
『U-NEXTパイレーツ』3位
実況:松嶋桃 解説:滝沢和典(EX風林火山)
【渋谷ABEMAS】サイバーエージェント 207.6P(チーム1位)
出場選手: 白鳥翔 64.7P(個人5位)
リザーブ:松本吉弘[第2試合出場予定]、多井隆晴
現在3連続トップで、早くもリーグ首位に立っている渋谷ABEMAS。それも多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘の3人それぞれがトップを獲っており、チームの雰囲気は最高潮だ。
ローテーション通りならエース・多井の出番となるはずだったが、今回は前節と同じく若い白鳥、松本のコンビが登場。「若手を育てる」というABEMASのチームコンセプトがうかがえる。
同じく「育てながら勝つ」をテーマにセ・リーグ3連覇を果たしたプロ野球・広島カープでは、若いイケメンが中心選手として活躍することで「カープ女子」という女性ファンが急増しているが、今度はMリーグから「アベマ女子」が誕生するのだろうか……注目だ。
第1戦を任された白鳥は、麻雀界屈指のオールラウンダー。初戦でいきなりトップと赤ドラありのMリーグ・ルールにも、すぐさま適応して見せている。6日に行われたRTDリーグ準決勝では最終対局でトップを獲り、ボーダーラインに滑り込み。充実した勢いそのまま「チーム4連勝」を狙う。