ジャパンC(G1)でJRAファンに「力」見せつける!? 「最速最強」雀士・多井隆晴が決意の「5頭勝負」を敢行
――じゃあ◎はスワーヴリチャードで?
多井:気に入ってるんです、気に入ってるんですが……。今枠順を見たらアーモンドアイが1番じゃないですか! この枠じゃあズバっと切れない上に、さらにとんでもない人気になってしまいます。スワーヴリチャードと最上位コンビで配当なんか見込めません! おもしろくない!
――そう、おもしろくない!(笑)。
多井:おもしろくないですよ! 三冠のパフォーマンスはすごい、斤量53kgもずるい、その上1枠1番でしょ? 1倍台のオッズ確実じゃないですか。いや~何とか切りたいなあ。うーん、でもなあ。
――3歳に限らず、斤量もあるせいか牝馬のスターホースはジャパンカップでの好走例は多いですね。
多井:ウオッカもブエナビスタもそうですよね。アーモンドアイは父が短距離馬で追い込み馬っていうのは気になりますが………………(30秒沈黙)。
よし、アーモンドアイはとりあえず「保留」! それ以外を行きましょう!
――お気持ち、痛いほどよくわかります。では◎はとりあえずスワーヴリチャードですかね?
多井:いや、それも、どうしようかな……。枠が外目ですしね……。
――本当に悩んでますね。
《対抗馬はコイツらだ!》
多井:昨年王者のシュヴァルグランが気になってるんですが、リピーター率ってどうなんですかね。
――キタサンブラック、ジェンティルドンナ、ブエナビスタ、ウオッカ……とりあえず名馬が並びますね。シュヴァルグランも昨年勝っていますし、その素養はあるとは思いますが。
多井:10月の京都大賞典(4着)を使ってココ、ていう昨年と同じローテーションがいいですよね。オッズ的にも今回は旨味があるかなと。あと、それと同レベルで気になっているのがキセキですね。
――天皇賞・秋では力強い走りを見せました。