麻雀Mリーグ「闘う集団」KONAMI麻雀格闘倶楽部が急上昇!? “シナリオ通り”の「大逆転優勝へ」佐々木寿人×高宮まり×前原雄大スペシャル対談


高宮:和久津(晶、日本プロ麻雀連盟)さんに「なら、筋トレした方がいいよ」ってアドバイスしてもらって始めています。麻雀を打つ姿勢がちゃんとしていると格好いいし、麻雀プロも体が資本。「その通りだな」と思って。

私の場合は家で筋トレとかストレッチをする程度ですけど、それでも「変わったな」とは思いますね。まだ始めて間もないですけど、これからも続けていきたいと思ってます。前原さんと比べると、全然浅い気持ちで申し訳ないんですけど(笑)。

――寿人さんは……そういうイメージがまったくない。

寿人:体力はもともと自信ありますし、麻雀ならどれだけやっても別に疲れないし。僕の場合は体力よりも、気持ちというか「精神」の方が重要だと思ってます。試合の時に、ちゃんと卓に入れているかどうか。しっかり精神を持ってないと、気持ちがフラつくような麻雀を打つ時もあるじゃないですか。あれが一番良くないんですよ。

――確かに、何事も気持ちは大事。

前原:寿人はいつもラーメンか、かつ丼か、ハンバーグ……その三択ですから。皆で「何食べようか」という話になっても、パッと1人でとんかつ屋に行っちゃう(笑)。

寿人:体のコンディションよりも、ブレない精神の方がさらに大事ということです(笑)。

――「ブレない精神」というと、寿人さんは勝ち試合しか見ないとか。敗戦から得られるものもあると思うのですが……。

寿人:「伸びしろ」って言葉がありますけど、自分の打ち方でもう何十年も麻雀をやってきて、ようやく今の打ち筋に辿り着いたのに、まだまだ伸びしろがあったら逆にマズイでしょ。今までやってきたことは何だったんだって。

だからいつも微調整で済ませるようにしています。あまり大きく変えると、麻雀そのものがブレるんで、そうなると自分でもどこに行っちゃうかわからない。だから今まで打って、勝ってきた麻雀を微調整しながら戦った方がいいと思いますし。それが一番、手っ取り早い。

前原:いつも「負けた試合も見た方がいい」って言ってるんですが、彼は見ない。僕なんか試合から帰って、すぐに確認しないと落ち着いて眠れない。

寿人:よく人から「向上心がない」って言われるんです。そう言われると、確かにそうなのかもしれないけど「自分の麻雀がブレないために、何が一番いいか」を考えると、やっぱりそれ(勝ち試合だけを見る)かなと。勝った試合は自分の戦うフォームもしっかりしていると思いますし、内容もブレていませんし、気持ちも昂る。

――負けた試合は絶対に見ない。

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