甘デジ「破格の大当り確率」が魅力!「ストレスなく打ち込める」ファン必見の1台!!
いま考えると何が面白かったのか理解に苦しむ遊びがいくつかある。「かごめかごめ」とか後ろにいる人を当ててそれがどないしてん感満載だぞ、遊びの名前は失念したが「チョリンチョリン、パリン」みたいな基本じゃんけんの呼び方を変えただけの手技も数多く存在した。
その中でも一番面白みが謎だったのは「缶ぽっくり」である。缶詰の缶にヒモを通して手綱を作り、缶の上にのって歩く。これだけの遊び。小さな子どもにとって多少の難しさをこなせた達成感とパカパカという感触が心地よかったのかもしれない。ハードルを低くして生きていくほうが幸せなのである。ぽっくりだけに。パカパカ。
現代パチンコシーンにおいて、「まったり遊ぶ」ような状況が少なくなったかもしれない。これは機械と機会の両方に要因があり、射幸性や出玉力を追求しがちな機種もそうだし、等価、高価交換が主流となるパチンコ店の営業方針による面もある。
ただ、これは多くのパチンコファンがそう望んだ結果でもあるので、どぐされパチンカーの代表たる町男が業界に物申すみたいなたいそうな話ではなく、たまにはのんきにパチンコ打とうよってことである。
それが『CRモモキュンソード~パカパカ8~ GLS』となる。大当り確率が1/77.7でST突入率100%、STのループ率が約50%。完全なる「まったり系」の甘デジである。
一方で、ヘソでも電チューでも16R大当りが10%振り分けられているので、目指すべき勝負どころというか多少のギャンブル感がちゃんと用意されている。
その16R振り分けにはランクアップボーナスも含まれているので「モモキュンRUSH(ランクアップボーナス)」当選時は中ボスとのバトルにアツくなれるのである。
また、STが連チャンせずに終了しても大当り確率が甘いのですぐに次の初当りを目指せるようになっている。STは50回。あと30回転もさせることなく大当り分母を突破するのである。この心理的なハードルの低さは“まったり”打つ上で重要である。
しかも、本機には通常時の回転数をアシストする機能が搭載されているのである。機種名にも組み込まれている「パカパカ」がそれを表し、盤面の左下に設置された縦長の電チューが通常時から頻繁に開放する仕様となっていて、これが高い回転率を維持しやすいように機能しているのである。
ただ、スタート入賞の賞球は1個戻しなので、玉持ちが良いといったような効果はない。
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