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パチンコ「7当り=4連チャン」の超ループ機も活躍…12月を盛り上げた激アツ新台を振り返る

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 さまざまな行事がいっぱい詰まり慌ただしく日々を過ごす12月。その忙しさの一方で、わくわくそわそわと期待感にあふれる季節でもあります。特にパチンコファンは年末年始のまとまった休みで連日どっぷりパチンコを打てるまたとないチャンス。

 そんな「パチンコ正月」にがっつり打つ機種の見本市となるのが、いまの時期に登場するニューマシン。各メーカーが年間タイトルも狙える主力級をぶつけてくるので興奮しないわけがありません。

 今年も『P真・花の慶次2 漆黒の衝撃 EXTRA RUSH』に『北斗の拳9闘神』と注目マシンが登場しますが、『北斗』といえば去年の同時期にも『北斗』シリーズの新機種がリリースされました。それが『P真・北斗無双第3章』です。

 90%を超える継続率を誇る1種2種の時短RUSHへとスペックチェンジし、初代の香りが色濃く漂うアツいバトルが展開します。スピード感のある連チャン性を重視した仕様と前半後半で演出が切り替わる幻闘RUSHによってまた新たな『無双』が誕生したといった印象です。

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 また、ミドルタイプとしてはシリーズで初めて遊タイムを搭載。遊タイム中の大当りが濃厚であり、RUSH突入が約束される高機能な内容で、『北斗無双』にふさわしいスペック力が魅力の一台となりました。

 この『P真・北斗無双第3章』の対抗馬となるのが『P大海物語4スペシャル』でした。前作『大海物語4』から3年。P機仕様の『大海』がやってきたのです。

『海物語』シリーズ初となる遊タイムに加え、120回というオーバーロング時短を搭載。実質的な連チャン力がアップし、総合力が一段増した印象です。さらに「My海カスタム」機能が実装され、演出面での彩りも豊かになりました。

 ちなみに、遊タイムは電サポ350回と大当り濃厚となる類ではありません。それでも突入すれば2/3ほどの確率で引き戻せる確率となっていますので、大きな助けになることに違いはありません。

『北斗無双』に『海』という強すぎる正統派の影響か、その他の同期導入マシンは変化球が揃いました。まずは爆発力に長けた『Pパイレーツオブダイナマイトキング』。前身機となる『CRダイナマイトキングin沖縄』以上の出玉性能を誇る「ソニックVチャージ」を搭載。

 4回の大当りが保証された「天国モード」で1回でも「7」を当てれば4回セットが約92%でループする新機軸の連チャンシステムとなっています。また、ホールド機能を持つ回転体によってデジタル回転率がアップしているのも特徴です。

 回転率といえば主要箇所に釘のない「クギナイン」の続編『P新日本プロレスリング』。ストレスなく安定してデジタルが回転する機種で、大当り確率も1/130.8~1/169.7と遊びやすい仕様でした。

 また、初当りでBIGを獲得すれば1500発(3回セット)+連チャンも狙えるというゲーム性や出玉性能もクセのある仕様となっています。

 そして最後は愛喜の『PA祭』。上部に搭載された役物によってスリリングさを増した普通機で、50発or100発のチューリップでコツコツ出玉を積み上げていく王道のマシン。残念ながらメーカーは業務を終えてしまいましたが、この伝統の歴史が消えることはありません。いままでありがとうございました。お疲れさまでした。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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