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パチンコ「右ALL16Rの高継続ST」へ72%で突入! 神スペックながら時代に埋もれた名機を振り返る

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 国民的なアニメともいえる「ルパン三世」の作者として知られるモンキー・パンチだが、そのコンテンツの偉大さに比べると原作者・マンガ家として彼がフィーチャーされる機会が驚くほど少ない印象である。

 海外の賞を受賞したり、制作に早くからコンピュータを取り入れ、「デジタルマンガ協会」を設立したり、日本漫画家協会で理事を務めるなど、日本マンガ界の重鎮のひとり。

 モンキー・パンチはもちろんペンネームだが、当時連載されていた「漫画アクション」の編集長に適当につけられた名前らしい。また、マンガの内容もハードボイルド路線が強調されたダークなもので、アニメの世界観とはかなり趣きが異なる。

■巨匠の名作をパチンコ化

 そんな巨匠マンガ家にスポットライトをあてたパチンコ機が存在する。『CRモンキー・パンチ~漫画活動大写真~』である。機種名はモンキー・パンチの短編をアニメ化した番組のタイトルを引き継いでいる。

「スパイ貴族」「幕末ヤンキー」「透明紳士」「アウト・サイダー」といった作品が演出に使用され、モンキー・パンチマンガの魅力を最大限に発揮したマシンであるが、本機のスペックも魅力的なものであった。

 特にライトミドルタイプは連チャンや出玉感のバランスが秀逸で一部コアなファンの間では「神スペック」と囁かれたものである。

 大当り確率が1/199.8で確変突入率がヘソで72%、電チューなら100%のV-STシステムを採用。STは120回まで継続するロングタイプで継続率は約76%となっている。さらに、右打ち中なら大当りのすべてが最大出玉となる16ラウンド約1400発。

 V-STながらヘソ抽選時の確変割合が72%と破格なうえに、高いループ率、抜群の右打ちボリューム感と、連チャンのキモをすべて持ち合わせたスペックとなっているのである。

 初回ST突入時の平均連チャン数は約4.2回で4000発以上の出玉を期待できる。当時のライトミドルタイプとしてはかなり高水準の出玉力を誇っている。

 スペックだけなら同じモンキー・パンチ作品の『ルパン三世』も喰ってしまいそうな内容であるが、タイミングが悪かった。同時期に『CR大海物語BLACK LIGHT』が登場していたのである。

『CR大海物語BLACK LIGHT』は、このときはじめてSTを『海』シリーズに組み込んだチャレンジ台ではあったが、そこは実績とネームバリューに勝る『海物語』。最初の注目度が違ううえに、優秀なスペックとして認知された機種。苦戦は必然であったのかもしれない。

 ただ、『CRモンキー・パンチ~漫画活動大写真~199ver.』の能力に疑いの余地はなく、単純に時代に埋もれた不遇の名機として扱われる運命だっただけの話である。これが人生である。

(文=大森町男)
<著者プロフィール>
羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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