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地方競馬がJRA以上の躍進!? ネット投票の恩恵を受け狙うは地方所属馬初のクラシック制覇?

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 地方競馬の売上躍進が著しい。一時は競馬事業の廃止を検討する自治体も珍しくなかったが、近年は売上を大幅に伸ばしている競馬場も少なくない。

 佐賀競馬は2013年度から黒字経営を続けており、昨年10月には前年の同月比106.4%増の約88億円を記録。開催日数が増えるどころか、2日減っていることを考えれば驚異的な数字だ。収支は4年連続で黒字の見通しがたっているという。

 また2015年度ながらも、大井競馬場も総売上は約1111億7281万円と前年比111%を達成している。さらに昨年末に開催された東京大賞典レース単体の売上が37億3269万5200円で、この日の総売上は61億9493万3590円を記録。昨年、川崎競馬場が更新した地方競馬上の1日の売上レコード(JBC競走/48億7402万2850円)を塗り替えてみせた。こちらも16年度の総売上額が前年を上回る可能性が高いだろう。

 昨年のJRA年間総売上は前年比103.4%で2兆6708億8026万1600円。2011年に東日本大震災の影響もあり落ち込んだものの、その後は年を追うごとに回復している。ただ、額はJRAよりも劣るものの、この地方競馬の売行きの伸び幅は無視できるものではない。

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