GJ > 競馬ニュース > G1馬・グレープブランデーが障害競走転向!!
NEW

G1馬・グレープブランデーが障害競走転向!! 2度の故障から復活した同馬は最後の一花を咲かせることができるか?

0207grapeblan_01.jpg※画像:グレープブランデー (『JBISサーチ』)より

 13年のフェブラリーSを制したグレープブランデーが障害競走へ転向することがわかった。

 グレープブランデーは父馬・マンハッタンカフェ、母馬ワインアンドローズという血統を持つ。同馬は現在9歳。10年デビューながら先月開催された根岸Sにも出走するなどキャリアは長い。

 グレープブランデーは、故障とも戦ってきた馬だった。デビュー後、順調にオープンまで上り詰めた同馬は翌年、ユニコーンS(G3)で2着に入り、次走のジャパンダートダービ(G1)では見事に勝利をあげる。今後の活躍にも期待が寄せられていたものの、このレース後に右前蹄骨の骨折が判明。治療に専念することになってしまう。

 グレープブランデーがふたたびレースに現れたのは、それから約1年後のブリリアントS(OP)。3番人気に押されたものの結果は15着。このまま”終わった馬”として見られるかと思われていた。だが、その評価を覆すかのごとく阿蘇S(OP)を制し、またシリウスS(G3)では3着入賞を果たすなど、徐々に復活を予感させる成績を残し始める。

 そして、13年のフェブラリーSを迎えた。1枠2番を取ったグレープブランデーは浜中俊を鞍上に乗せ、3番人気に押されていた。レースは、タイセイレジェンドがハナを取る形でスタート。グレープブランデーは先頭集団に入るも、道中で抑えられ中団に位置を取り様子をうかがう。600m通過タイムが34.6という比較的早いペースでレースは進み、いよいよ直線。それまでインにいたグレープブランデーだったが、前が塞がっていると見た鞍上の浜中騎手が外に出し、そのまま先頭集団へ進出。ゴール前200mの時点では3番手~5番手につけていたグレープブランデーは、そこから末脚を発揮してゴール前で先頭にいたエスポワールシチーを交わしてゴールへ。素質馬が故障から復活を果たした瞬間だった。

G1馬・グレープブランデーが障害競走転向!! 2度の故障から復活した同馬は最後の一花を咲かせることができるか?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  4. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  5. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  6. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  7. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  8. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  9. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  10. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……