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競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」

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 キョウエイレアは、入厩後の事故により左目の視力を失った。だが、そのハンデを物ともせずに1984年の高松宮杯(当時、G2)で優勝するなど、34戦9勝をあげている。その姿から「独眼竜」とも呼ばれ人気を博した。

 デビュー後、ウォーキングマシンでの調整中に右目をぶつけて失明したのはルーベンスメモリーだ。隻眼なれども、着実に成績を積み重ね6歳時にはOPクラスにまで上り詰めている。だがOPの壁に跳ね返され、その後は勝利を上げられず、翌年に引退。現役時の主戦騎手は柴田善臣騎手が務め、2005年の年間100勝目を同馬で飾った。その時の勝利インタビューで、「自分の100勝より、この馬の1勝を大事にしたい」と話したことは、いまだにファンの中で語り草となっている。

 ハート模様のアイパッチが縫い付けられているメンコがトレードマークとなり、人気を得たのはニシノチャーミーだ。06年7月のデビュー戦、8月の函館2歳S(G3)を連勝。今後が期待されたものの、その年の秋に放牧先で左目を負傷し、眼球摘出の憂き目に遭ってしまう。それでも現役を諦めることなく、桜花賞(G1)、キーンランドC(G3)に出走するなど活躍した。

 ケンタッキーダービーに出走した隻眼馬のパッチが、今後続けて開催されるプリークネスステークス(G1)、ベルモントステークス(G1)らに出走するかはまだ不明だ。だができることならば、パッチが漫画『無限の住人』(講談社)の主人公・万次さながらに、レースで縦横無尽に暴れる姿を見てみたいものだ。

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