真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.11 08:04
【日本ダービーを切る】激走武豊ダンビュライトに弱点!? アルアイン、ペルシアンナイト、超大物アドミラブルの評価は? 異常な高評価の「アノ馬」に要注意?
監修=下田照雄(栗東担当)
下田:今年の皐月賞は、確かに昨年ほどハイペースで推移したわけではありませんが、その分後半の1000mでロングスパート合戦となりました。つまりは相当にタフなレースだったということです。そうでなければレコードで決着はしませんから。そういった意味でダンビュライトは昨年のディーマジェスティに少し似ています。ダンビュライトも重い馬場で結果を残している馬であり、昨年のディーマジェスティも稍重の共同通信杯でかなりタフな競馬を経験していました。厳しいペースとなった皐月賞でそういったタフな面が活きた可能性はあります。
皐月賞上位陣の実力、新怪物アドミラブルの可能性
記者:なるほど。では、アルアインの2冠の可能性は?
下田:皐月賞ではやや展開と馬場に恵まれましたが、やはり自力がなければ勝てません。勝負所でファンディーナが外側に寄れて進路が開いたことは大きかったのは確かですが、しっかりと粘り切れたことは評価すべきでしょう。毎日杯も強い勝ち方でしたし、ダービーでも大きくは崩れないと思います。
記者:アルアインは松山弘平騎手が引き続き乗ることが決まりましたが、ペルシアンナイトの方は戸崎圭太騎手に乗り替わりになりました。
下田:ペルシアンナイトは少し心配ですね。アーリントンCの内容は評価すべきですが、皐月賞は内にできたポケットを上手く利用して、ロスなくポジションを上げることができました。あの流れの中では相当に有利な状況でしたし、そこまでいけば勝ち切りたかった。アルアインが強かったということもありますが、もし立場が逆なら逆転されていたかもしれません。ダービーでも展開利がほしいところです。
記者:なるほど。他に皐月賞組で気になる馬はいますか。
下田:基本的に前にいた馬が有利なレース展開だったので、後方から追い上げたレイデオロ、スワーヴリチャード、カデナの3頭は敗れはしたものの、よく走ったと思います。大きな力の差はないですし、ダービーで巻き返しが期待できそうです。
PICK UP
Ranking
11:30更新- “ルメール依存症”が日本ダービーにも影響?春のG1シーズンで思わぬ誤算…「28連敗」の敏腕トレーナーに試練のトライアル
- 【天皇賞・春】関東クラシック馬タスティエーラ、ドゥレッツァVS関西テーオーロイヤル、ディープボンドら最強ステイヤー軍団。激戦の鍵を握る“第3の刺客!?”
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 【天皇賞・春】菱田裕二「師弟コンビ」で悲願の初G1制覇へ! 川田将雅、C.ルメール不在もチャンス、「勝率5割」のデータが人馬を後押し
- C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか
- 本命馬が出遅れたら「自分の勘を疑うべき」なのはなぜか?キャプテン渡辺が考える「今日はダメだサイン」2つ【徒然なる神のくず競馬トーク】
- 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨