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テイエムオペラオー死す「悪質ファン」蛮行の影響は? 「JRA賞金王」キタサンブラックに譲った矢先

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 2000年の年度代表馬で、史上初で唯一の「古馬中長距離G1完全制覇」を成し遂げた名馬・テイエムオペラオーが、17日の放牧中に突然倒れ、心臓麻痺でこの世を去ったことがわかった。22歳だった。

 オペラオーは98年にデビューし、99年皐月賞を強烈な末脚を制覇。その後は勝ちあぐねるも、年末の有馬記念で当時最強を誇ったグラスワンダー、スペシャルウィークに次ぐ3着に入る。

 00年には年明けの京都記念から連勝を重ね、春秋天皇賞、宝塚有馬の両グランプリ、ジャパンCも制して「年間無敗」という史上初の偉業を達成。5歳時も天皇賞・春を制しG1戦線の中心として活躍。獲得賞金18億3518万円は、昨年米国のアロゲート、日本のキタサンブラックに抜かれるまで世界一だった。

 馬場や展開を問わず脚を伸ばすレースぶりや「結局最後に勝つ」走り、さらに全盛期のライバルであるメイショウドトウと常にワンツーだったことなどからファンからは「退屈」とも称され、実績ほど人気を得られたわけではないテイエムオペラオー。だが、それは逆に同馬がいかに強かったかの証明でもある。

 欧州向きの重い血統の影響もあってか種牡馬としてブレイクすることはなかったが、死ぬ間際まで現役種牡馬として活動していた。今年も5頭に種付け予定で、すでに2頭を終えた後の死だったということだ。

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