GJ > 競馬ニュース > マーメイドS「大荒れ5頭」  > 2ページ目
NEW

マーメイドS(G3)は「大荒れ5頭」で決まり? 関係者情報が導く結末とは

【この記事のキーワード】, ,

▲ヴァフラーム

 馬場悪化が予想される阪神競馬場。まわりが苦手に思えば思うほど、この馬が勝つ可能性が近づいてくる。「速い時計には対応できない」(厩舎関係者)ため、雨予報のこのレースに出走することに決めていた。準オープンでも勝てない為か、ハンデが50キ口。だが、大きく負けてはおらず、もともと叩き良化型であるので、休み明けから4走目の今回が走りごろだ。最終追い切りも栗東のCウッドコースで追われ全体6F81秒台後半。絶好の動きを披露していた。

「右回りだとモタれるところもあるんですが、芝2000mの戦績は8戦2勝2着3回3着1回、阪神芝は4戦1勝2着2回と得意です。また、マーメイドSは若手騎手が激走するレースでもあり、鞍上の富田暁騎手は2年目のフレッシュなジョッキー。今年はすでに19勝を挙げているんで、思い切って乗れば、当然結果は付いてきますね」(競馬ライター)
激走の香りがかなり漂っている。

△ルネイション

「体がしっかりしてきたので、反動は見られない」(厩舎関係者)とのことで、中間も状態はよく、追い切りは2本しかないものの、一週前追い切りは南ウッドコースでビッシリと一杯に追われ、時計が掛かるコースで6F67秒台をマーク。今週の最終追い切りは、反応を確かめる程度だったが、坂路で迫力ある動きに最後まで集中力を保っていた。

「ハッキリ言って、ハンデ50キロは裸同然。陣営はもう少し重い斤量を考えていたので、だいぶ恵まれました。前走1000万下クラスを勝ったばかりですが、斤量55キロで上がり33秒3。今回のハンデを考えれば、ここでも通用してもおかしくありません」(現場記者)
格下とはいえ、芝2000mは4戦2勝3着1回と得意にしている。前走1枠1番で勝ち、今回は2枠2番を引き当てたのもこの馬に運が向いているのかもしれない。

 マーメイドSは若手騎手が活躍する。3年目の荻野極騎手は昨年飛躍したジョッキーだが、今年は乗り馬に恵まれず成績もいま一つ。しかし、ここは回ってきた大舞台で勝利を手繰り寄せ、栗田徹調教師に重賞初制覇を届けたいところだ。

☆トーセンビクトリー

 いつも人気にはなるものの、成績が伴わない。ここ3走は5着、4着、4着とそれなりに走っているのだが、連対は7走前までに遡らなければならない。不完全燃焼が続いている。
父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリーという良血は説明するまでもないのだが、使える脚が短いし、集中力が続かない。「気持ちが母になっている」と語る関係者もおり、6歳である現在、引退の文字もチラつく。

「しかし、調教はここ数戦の中で一番良かったですね。最終追い切りは今回乗り替わる浜中俊騎手を背に、栗東Cウッドコースを6F追われて、4F51秒、1F12秒5を計時。迫力ある動きで、しかも馬なりです。要は、暑くなってきて馬体が柔らかくなっており、動けるようになってきたんじゃないですかね」(競馬記者)

“夏は牝馬”を先取りして、この馬にもう一花、咲かせてもらおう。

マーメイドS(G3)は「大荒れ5頭」で決まり? 関係者情報が導く結末とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  4. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  5. 【天皇賞・春(G1)予想】「盾男」武豊騎手&サリエラから三連複1点勝負!
  6. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  7. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  8. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】
  9. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  10. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……