真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.06.13 16:12

JRA「元牝馬クラシック有力」チェッキーノ復活へ! 2年ぶりのレースで「能力」見せられる?
編集部

今週末に米子S(芝・1600m)が阪神競馬場で開催される。このレースに2016年のオークス(G1)2着馬であるチェッキーノ(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が、約2年ぶりに出走を予定。競馬ファンからは歓喜の声が上がっている。
チェッキーノはトライアルのフローラS(G2)で1:59.7と当時のレコードタイムを叩き出し、2着に3馬身差の快勝。一躍オークス(G1)の有力馬に名乗りを上げた。そして本番のオークスでは後方から競馬を展開し、最後の直線では上がり最速33.5秒を記録するも、惜しくもシンハライトの前にクビ差で敗れてしまう。
しかしオークスでシンハライトと互角に戦ったことでチェッキーノの評価は急上昇。その年の牝馬クラシックを彩ったメジャーエンブレム、ジュエラー、そしてシンハライトの3強に食い込める存在として目される。その期待に応えるべく、7月末のクイーンS(G3)を前哨戦にして、残された最後の1冠秋華賞(G1)へ向かう予定だった。だが、前哨戦を前に「競走馬のガン」とも言われる屈腱炎を発症。無念の長期休養入りとなってしまう。
「その年の牝馬クラシックは3強を筆頭にハイレベルと称されていました。ですが、すでにいずれも引退して繁殖牝馬として活動中。今年はシンハライトが父モーリスの牡馬、メジャーエンブレムは父ルーラーシップの牝馬、そしてジュエラーは父エイシンフラッシュで牝馬が誕生しています。
そんな中、引退することなく復帰を選択したチェッキーノには、この世代の強さが本物だったことを証明するためにも好走を期待したいところです」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター