
JRAマイルCS(G1)アエロリットもモズアスコットも不安!? 馬券の天才楠原安里梨「相性バツグン」京都のラストG1

18日に京都競馬場で開催されるマイルチャンピオンシップ(G1)。昨年の覇者ペルシアンナイトが今年未勝利に終わっていることもあり、今回は本命不在でどのような結末を迎えても驚かない難解な一戦となっている。そのレースを読み解くべく競馬好きアイドル・楠原安里梨さんにお越しいただき見解をうかがってみた。下半期のマイル王決定戦でも彼女のバツグンの読みが炸裂!?
――まず、先週のエリザベス女王杯からおうかがいしたいのですが、結果はいかがでしたか?
楠原安里梨:J.モレイラ騎手のリスグラシューを本命にして、馬券を単複で買っていたので的中しました! 出演しているネット番組『ウマバラ』で、他の出演者から絶対に来ないって言われたんですけど、自分を信じてよかったです。
私は京都競馬場との相性が良くて、成績いいんですよ。マイルチャンピオンシップは京都競馬場で行われる今年最後のG1競走なので頑張りたいですね。
――それは期待できそうですね。では、まず楠原さんの本命からお願いします。

楠原安里梨:ステルヴィオ(牡3歳、美浦、木村哲也厩舎)です。
前走の毎日王冠(G2)ではアエロリットに0.2秒差で2着。勝ち馬には届きませんでしたが、上がり最速の33.2秒の末脚はすごかったです。春に比べて体重も増えていますし、本格化を迎えつつある気がしています。ステルヴィオは2歳時に朝日杯FS(G1)でも2着に入っていますから、輸送も苦にしないはずです。
――ステルヴィオはC.ルメール騎手からW.ビュイック騎手に乗り替わりですね。
楠原安里梨:ルメール騎手が騎乗しないのは残念です。でも、それはモズアスコット陣営との先約があっただけで、ステルヴィオを選ばなかったわけではないと思うんです。
それに今回騎乗するビュイック騎手は、海外ではルメール騎手にも引けを取らない実績を誇っています。2014年の有馬記念では9番人気だったトゥザワールドで2着。日本でも好騎乗を見せた経験もありますし、一撃に期待してもいいはずです。
――まずは最近猛威を振るっている外国人騎手ですね。その外国人騎手の筆頭であるルメール騎手が騎乗するモズアスコット(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)はいかがですか?
楠原安里梨:リーディングジョッキーであるルメール騎手が騎乗するので、決して軽視はできません。ただ人気を集めることもあり、個人的には買いたくない(笑)。そしてモズアスコットはフランケル産駒。この産駒は左回りの東京競馬場を得意としているイメージがあるので、その特性が本馬にも当てはまる気がするんですよね。右回りで能力を発揮できるのかが気掛かりです。
――なるほど。それを踏まえた上で楠原さんの対抗は?
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