GJ > 競馬ニュース > 「ハンター」パフォーマプロミス
NEW

JRA京都記念(G2)「ハンター」パフォーマプロミス今回も? 気がかりなのは「初」の……

【この記事のキーワード】, , ,
JRA京都記念(G2)「ハンター」パフォーマプロミス今回も? 気がかりなのは「初」の......の画像1

 2月10日、京都競馬場で京都記念(G2、芝2200メートル)が開催される。有力馬の1頭パフォーマプロミス(牡7歳、栗東・藤原英昭厩舎)は安心して買えるのだろうか。検討してみよう。

 パフォーマプロミスは今年7歳になった。しかし、これまでたった16戦しかしていない。デビューが3歳9月のスーパー未勝利戦と遅かったこともあるが、一戦必勝がモットー、高い勝率を誇る藤原英昭厩舎ならではの使い方だ。全競走成績は【7・2・2・5】。とても優秀だ。

 2017年の暮れ、有馬記念の前日に行われる有馬記念と同距離レースとして知られるグレイトフルS(1600万下)を勝ってオープン入り。昨年から重賞を走るようになった。全部で5走したが、その成績を抜き出してみる。

日経新春杯(G2、芝2400メートル) 
1着(1番人気) 54キロ
目黒記念(G2、芝2500メートル) 
3着(1番人気) 56キロ
宝塚記念(G1、芝2200メートル) 
9着(4番人気) 58キロ
アルゼンチン共和国杯(G2、芝2500メートル) 
1着(3番人気) 56キロ
有馬記念(G1、芝2500メートル) 
14着(7番人気) 57キロ

 実にわかりやすい。G2戦は3戦2勝3着1回とめっぽう走るが、G1戦では勝負にならない。いわばG2ハンターだ。

 G2戦の内容を見ると、日経新春杯の2着がロードヴァンドール、目黒記念の勝ち馬がウインテンダネス、アルゼンチン共和国杯の2着がムイトオブリガード。いずれもG1はもちろん、G2戦での好走も危うい馬たちだ。パフォーマプロミスを客観的に評価すれば、レベルが高いとは言えないG2戦で強いと言うべきだ。

 しかし、G2戦を連続好走していることには大きな価値がある。たとえばガンコは昨年、日経賞(G2、芝2500メートル)を勝ったがその後は凡走続き。目黒記念を勝ったウインテンダネスも同様。一度G2戦で好走できたからといって、その後も続けて好走できるとは限らない。ところがパフォーマプロミスは3度のG2戦をいずれも好走。今回の相手も超高レベルではない。これまでと同様の力を出せれば好走必至だ。

 ただし、今回最大の問題は別定57キロという斤量かもしれない。重賞を勝ってしまうと斤量が増えてしまい、G2やG1の壁に泣いてしまう馬も少なくない。パフォーマプロミスの場合はどうなのだろうか。

JRA京都記念(G2)「ハンター」パフォーマプロミス今回も? 気がかりなのは「初」の……のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  2. 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター