真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.02.07 14:58

JRAクイーンC(G3)「ミナリク好機」堅実マジックリアリズムがディープ産駒大得意レースに登場
編集部
9日、東京競馬場で行われる3歳牝馬重賞・クイーンC(G3・芝1600m)。古くから牝馬クラシック路線のステップレースとして位置づけられており、これまでも当レースをステップとしてクラシックで好走した馬は数多い。
過去、牝馬クラシックでの好走例が非常に多いディープインパクト産駒。このクイーンCでも実に4頭が特別登録を済ませているが、その中で注目したいのはマジックリアリズム(牝3、美浦・尾関知人厩舎)。父ディープインパクト、母ソーマジック、その父シンボリクリスエスという血統で、母のソーマジックは桜花賞3着など、牝馬3冠レースを皆勤していた。
マジックリアリズムはここまで3戦1勝という成績。すべて単勝1番人気という評価を受けながら初戦、2戦目は勝ちきれない競馬が続いていた。
前走も1.1倍という断然人気。道中はこれまでと同様控えていたが、勝負所での動きがこれまでとは違った。直線で外から上がっていきラストはしのぎ切る。少しふらふらとしたところがありながら、これまでの惜敗続きにピリオドを打った形となった。
そしてクイーンCへ堂々臨戦。東京競馬場でのレースは3戦連続となる。当然これまでの新馬・未勝利戦とは相手が違うため試金石の競馬となるのは間違いないだろう。
当馬の戦績の中で強調したいのは2戦目の未勝利戦(東京・芝1600m)。クイーンCと同舞台で行われ結果は2着ではあったが、走破時計の1:34.0は、前日に行われグランアレグリアが勝利したサウジアラビアロイヤルC(G3)の勝ち時計と同じだ。この未勝利戦では位置取りが後ろになってしまい、上がり33.9の脚を使いながらも届かなかったという背景もあり、それを踏まえるとかなり評価できるレースでもあったのではないだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊、屈辱の「30年ぶり」G1未勝利……キタサンブラック”ロス”埋められず、吹き荒れたノーザン外国人旋風に沈黙
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず