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JRA池添謙一「泣きの一回?」ブラストワンピース騎乗決定。それでも「秋はルメール」懸念拭えず

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 昨年の最優秀3歳牡馬を受賞したブラストワンピース(牡4歳、美浦・大竹正博厩舎)が、次走に予定している目黒記念(G2)の鞍上を発表されていたC.ルメール騎手から、池添謙一騎手に戻るとシルクホースクラブが公式HPで発表した。公式HPでは「池添騎手サイドからぜひ乗せてほしいという声があった」と大竹調教師が明らかにしている。

 先日、秋の凱旋門賞(仏G1)挑戦を見据え、目黒記念から、C.ルメール騎手と新コンビを結成する予定だったブラストワンピース。ところが、そのルメール騎手は5日に、5月11日から26日までの開催日6日間の騎乗停止処分を受けてしまう。そのため、オークスのコントラチェック、日本ダービーのサートゥルナーリア、さらにブラストワンピースでの目黒記念参戦などが不可能となってしまった。

 その後、コントラチェック、サートゥルナーリアはD.レーン騎手が代打を務めることが発表されていた。だが、目黒記念ではそのレーン騎手はルックトゥワイスに騎乗予定。ブラストワンピースの鞍上の行方が注目されていた。

「今回はルメール騎手が騎乗停止になったため、主戦として結果を残している池添騎手に鞍上が戻ったのでしょう。『ぜひ乗りたい』本人の強い意向があったとはいいますが、一度降ろされた後の”再登板”ですので、複雑な思いを抱えているのは間違いないでしょうね。

 池添騎手は昨年、サラキアでも今回と同様のことが起こっています。秋華賞で池添騎手からJ.モレイラ騎手への乗り替わりが発表されたものの、そのモレイラ騎手が騎乗停止。結局、サラキアは池添騎手とともに向かうことになりました。このサラキアもブラストワンピースと同じ馬主のシルクホースクラブです」(競馬誌ライター)

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