真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.12.18 14:07

JRA有馬記念(G1)「馬券率75%」スワーヴリチャード大変身!? マーフィー騎手「JC勝利で、彼は自信に満ち溢れている」
編集部
もう善戦マンとは言わせない。
王者の威厳を取り戻したスワーヴリチャード(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎)が、現役最強を証明するためグランプリ有馬記念(G1)で、今年を締めくくる。
昨年の大阪杯(G1)でG1馬となったスワーヴリチャードだが、その後はG1・3着が4度……実力は誰もが認めるところだが、ワンパンチ足りない結果にもがき苦しんでいた。
そんな実力馬が2つ目のビッグタイトルをもぎ取ったのが、前走のジャパンCだ。先行勢を見るような形でレースを進めると、最後は粘り込みを図るカレンブーケドールをねじ伏せた。
「やはり、ここから新コンビを組んだO.マーフィー騎手の存在が大きいですよね。ジャパンCでも内々から、最短距離でゴールを目指すロスのない競馬。
枠順にもよりますが、コーナーが6つに増え、より小回りになる有馬記念であの競馬をされたら、さらに威力が増すと思いますよ。」(競馬記者)
今月発売された、JRAの機関広報誌『優駿』のインタビューに登場したマーフィー騎手は、自身の騎乗スタイルについて「外を回らない、距離をロスしない、勝つチャンスを得るために最適なポジションにいる」とコメント。
ジャパンCの騎乗は、まさにそれらを表現した完璧な騎乗だった。
18日現在、3着以内率0.422と、リーディングトップのC.ルメール騎手の0.444と遜色ない結果を残しているマーフィー騎手。
これだけでも十分に驚異的だが、これが2000m以上になると0.514に上昇。さらに2200m以上になると0.714、2400m以上になると0.750まで上昇するなど、距離が伸びれば伸びるほど成績が良化している。
PICK UP
Ranking
11:30更新「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「関東の問題児」がバチバチの叩き合いで痛恨の騎乗停止…被害馬の騎手からもクレーム? 降着の裁決に「迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ち」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- セイウンハーデスにも襲い掛かった「不治の病」…“奇跡の復活”カネヒキリ以来の伝説に挑む
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「一寸先は闇」のような勢力図の激変…注目集めた若手同期の明と暗、あの「お騒がせ騎手」が佐々木大輔に続くブレイク?
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
関連記事
【有馬記念(G1)1週前追い切り】O.マーフィー騎手「彼は自信に満ち溢れている」スワーヴリチャード絶好時計! アーモンドアイ“自己ベスト”更新!
2019JRA年度代表馬決定戦:有馬記念。栄光を手にするのはアーモンドアイ、スワーヴリチャード、リスグラシュー、フィエールマン?条件を徹底検証。
JRA武豊「キタサンブラックこそ本当のスター」。今年フル参戦はスワーヴリチャード1頭、形骸化する「秋古馬三冠」に寂しさ
元JRA首脳「ブチギレ」ジャパンC外国馬ゼロ惨状に強烈ツッコミ!
ジャパンC(G1)マーフィー「神騎乗」でスワーヴリチャード復活勝利!「来年も、また日本に来たい」若き欧州の天才に導かれ“東京専用機”復活!