GJ > 競馬ニュース > 2歳世代「勝馬率No.1」は「アノ種牡馬」!!
NEW

JRA2歳世代「勝馬率No.1」はディープインパクト、ドゥラメンテ、モーリスではなく「アノ種牡馬」!! 優秀な2歳世代が父馬の低迷脱却のカギに

【この記事のキーワード】

JRA2歳世代「勝馬率No.1」はディープインパクト、ドゥラメンテ、モーリスではなく「アノ種牡馬」!! 優秀な2歳世代が父馬の低迷脱却のカギにの画像1

 現在の2歳種牡馬リーディングは10勝を挙げたドゥラメンテ、賞金ではモーリスがそれぞれトップに立っており、今年産駒がデビューを果たした新種牡馬の奮闘が目立つ。

 その陰に隠れてはいるものの、この2頭に勝るとも劣らない優秀な成績を残しているのがハービンジャーだ。

 ここまでハービンジャー産駒は20頭がデビューし、アランデル(母ガラディナー、母父サンデーサイレンス)、エイボンクリフ(母ローズマンブリッジ、母父ディープインパクト)ら4頭が新馬戦を勝利。さらにデビュー戦こそ敗れたものの、未勝利戦で3頭が勝ち上りを決め、すでに勝ち馬頭数は7頭にも及ぶ。

JRA2歳世代「勝馬率No.1」はディープインパクト、ドゥラメンテ、モーリスではなく「アノ種牡馬」!! 優秀な2歳世代が父馬の低迷脱却のカギにの画像2

「先週は新潟競馬場でハービンジャー産駒のレベランスが、出遅れたにもかかわらず、上がり3ハロン33秒7の鬼脚で見事な差し切り勝ち。騎乗した福永祐一騎手は『スタートは良くない、前進気勢はない、物見をする』とぼやいたものの『課題の方が多い中で勝つわけですから、高いポテンシャルを感じます』と才能を評価していました。

これでハービンジャー産駒は20頭がデビューして勝馬率は3割5分。ドゥラメンテ産駒は10勝していますが、39頭出走していて勝馬率は2割5分6厘。さらにモーリス産駒はハービンジャー産駒と同じ7勝を挙げているものの、45頭とハービンジャーの2倍以上の頭数を送り出しているため、勝馬率は1割5分6厘です。ハービンジャーの2歳世代の優秀さが際立っていますね」(競馬誌ライター)

 ただこの7頭のうち、5頭は函館、札幌開催で勝利を挙げている。得意としている洋芝開催が終わったこともあり、ここからいかに数字を伸ばせるかが注目される。

JRA2歳世代「勝馬率No.1」はディープインパクト、ドゥラメンテ、モーリスではなく「アノ種牡馬」!! 優秀な2歳世代が父馬の低迷脱却のカギにの画像3

「ハービンジャーはブラストワンピース、ペルシアンナイトらG1馬が産駒の代表格ですが、この2頭は最近、勝ち星から遠ざかっています。札幌記念(G2)を勝ったノームコアが気を吐いているものの、近年デビューした3歳、4歳世代も伸び悩みを見せています。

また今年はセレクトセールで1歳馬が15頭上場したものの、そのうち6頭が主取となる不人気ぶり。さらに2019年度217頭に種付けを行いましたが、今年は種付料が変わっていないにもかかわらず、119頭と半分近くにまで減少しています。そろそろ、次代のエース的な馬に登場してもらいたいですね。でなければ、社台スタリオンステーションから出されてしまう可能性もありますよ」(競馬記者)

 優秀な2歳産駒は父ハービンジャーの苦境を救うことができるのだろうか?

JRA2歳世代「勝馬率No.1」はディープインパクト、ドゥラメンテ、モーリスではなく「アノ種牡馬」!! 優秀な2歳世代が父馬の低迷脱却のカギにのページです。GJは、競馬、の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  3. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  4. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春】横山典弘「前ポツン」にファンは狂喜乱舞? 20年前の逃亡劇再現あるか……マテンロウレオ陣営も不気味なコメント
  9. UAE競馬史上「最強」のジョッキーが短期免許で日本初参戦! ステレンボッシュ、シックスペンスの名門も「いい馬を用意している」
  10. C.ルメール「ダービーは絶対大丈夫」復帰いよいよ秒読み! ドウデュース武豊と同じく騎乗数セーブ予想も…春G1で復活インタビューとなるか