パチスロ全国の『リゼロ』が“激アツ”に!? 狙いはピタリと的中…「特別な1日」実戦レポート!!

　例年とは異なり節分が2月2日となった。これは実に124年ぶりの出来事であり本来は2月3日が節分である。

　これは地球の公転周期がピッタリ1年でないことで生じるズレの結果のようだが、2月2日はパチスロユーザーにとって「節分」以外にも特別な意味を持つ。

　それは「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場する双子のキャラクター「レム」と「ラム」の誕生日である。

　同キャラクターは作品のメインキャラクターであり、パチスロ機においては専用のパネルも製造されるほど人気が高い。

　ホール関係者にも周知の事柄であることが予想され、同日はインターネット上では「『リゼロ』がアツいのでは!?」と期待の声が上がっていた。

　事実、同作品のヒロイン「エミリア」の誕生日である「9月23日」には全国的に高設定と思しきスランプグラフが頻発していたようだ。

　もちろん筆者も、この「激アツ日」に便乗する算段である。今回は当日における「激闘」の様子をレポートしたい。

　ターゲットにするホールは「エミリア」の誕生日でも出玉感が優れていた店舗。今回も高設定を大量に投入するのではないかと期待を膨らませ入場抽選に向かう。

　並びは約260人、目的の『Re:ゼロから始める異世界生活』は5台設置されている。抽選機から紙が出てくると「126番」と書かれていた。

　目当てを確保するには非常に厳しい番号だ。しかし、同機種は高設定でも悪展開となる場合が存在する上、誰かが「32Gヤメ」を行う可能性もある。

　そこで、一旦入場し様子を伺う作戦に出た。すると誰も32Gヤメを行わないどころか、しばらく時間をおいても一向に台の空く気配がない。

　これは選択を誤った。さっさと別店舗へ移動すべきであったのだ。そう思いホール回りの旅へ出たが、どの店舗も同機種は満席であった。

　ここまで来たら別の機種でも良い気がしてきたが、私にも意地がある。『Re:ゼロから始める異世界生活』を打つまで引くに引けない気分となっていた。

　気付けば4店舗目。時刻は既に15時である。同機種は6台設置されていたが、1人が箱を積んでいたものの、その他5台は綺麗に「32Gヤメ」で放置されていた。

　同ホールには「レム&ラムパネル」と「レムパネル」の2種類が設置されており、箱を積んでいる台は前者のパネル。同パネルに高設定が投入されている可能性を感じ、チャレンジすることにした。

　打ち始めると、狙いはピタリと的中したであろうことを実感。初当りも早く、モリモリと出玉が増加していく。

　結果は投資322枚、回収4533枚の大勝利。設定4以上の示唆演出を確認したものの、それを超える演出は発生しなかった。「白鯨攻略戦」を11回行い10回突破しているので、突破率を考えると設定6の可能性も存在するだろう。

　15時からこのような台に着席できたことは幸運であったし、どのホールも高設定と思しき台が見受けられた。

　やはり「キャラクター誕生日」は「激アツ」なのかも。そう実感した次第である。

（文=大松）

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