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JRA 松山弘平は「眼中」になし!? 川田将雅「重賞8勝目」リーディング争いもC.ルメールと一騎打ちの様相

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 10日、阪神競馬場で行われた阪神牝馬S(G2)はデゼル(牝4歳、栗東・友道康夫厩舎)が優勝。騎乗した川田将雅騎手は、今年の重賞8勝目と絶好調だ。

 レースは12頭立ての芝1600m戦。川田騎手が「前半はこの馬のリズムで運ぶ形を」と振り返ったように、デゼルは後方に控える形でレースを進めた。

 川田騎手がレース後「終いはいいので、そこを大事にして乗りました」と語った通り、ジックリと構え直線勝負。4コーナーを曲がって外に持ち出すと、最後は上がり3ハロン32.5秒の豪脚で内の各馬をねじ伏せている。

「追い切りに跨って特徴を掴ませてもらっていたし、その通りの競馬ができましたね」と納得の表情を見せた川田騎手。「独特の走りをしますが、無事にここまで辿り着けましたからね。距離は大丈夫だし、左回りになっても問題ないと思います」とヴィクトリアマイル(G1)に向けての期待も口にした。

 そんな川田騎手だが、3月に入ってからの重賞成績は圧巻で、チューリップ賞(G2)のエリザベスタワーを皮切りに、毎日杯(G3)シャフリヤール、高松宮記念(G1)ダノンスマッシュ、先週の大阪杯(G1)もレイパパレで制し、今回のデゼルで3週連続重賞勝利と、その勢いが止まらない。

 この日も7鞍に騎乗したが、内4鞍で勝利を挙げた川田騎手。前半1Rは3着、3Rは4着に終わったが、尻上がりに調子を上げた後半8Rからの5鞍で4勝と、まさにデゼルさながらの追い上げを見せた。

 今年はこれで41勝となり、リーディング2位の松山弘平騎手まであと2勝。だが、川田騎手の目標は2位ではなく、あくまで頂点だ。リーディングトップを走るC.ルメール騎手にも、あと15勝と背中が見える位置まで迫っている。

 一方の松山騎手は今週から2週間の騎乗停止に加え、騎乗停止明けにはデアリングタクトと香港のクイーンエリザベス2世C(G1)へ。帰国後、2週間の自主隔離に入ることから、合計5週間も戦線から離脱することになる。

 やはり、リーディング争いは今年もルメール騎手と川田騎手の一騎打ちという様相になるだろう。

 そのルメール騎手は、この日は中山で騎乗。メインのニュージーランドT(G2)では1番人気のアヴェラーレに騎乗し、直線で詰まって15着と敗れている。

 川田騎手とは対照的に3月に入ってからは重賞勝ち鞍がなく、不振に苦しむルメール騎手。重賞での直接対決も、6戦して川田騎手が5回先着と完全に後れを取っている状態だ。

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