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JRA「完全飽和」ディープインパクト後継VS「背水の陣」キタサンブラック!? 今年の新種牡馬の評価と意外な期待値を公開!

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 来年の日本ダービー候補と前評判が高かったコマンドライン(父ディープインパクト・生産ノーザンファーム)が快勝するなど、先週から始まった新馬戦は大きな注目を集めた。

 残り2世代とあったディープインパクト産駒に話題が集まるのは当然だが、やはりこの時期は新種牡馬の走りに期待したいところ。昨年はドゥラメンテ(タイトルホルダー、キングストンボーイ)、モーリス(ルークズネスト、シゲルピンクルビー、ピクシーナイト)、ミッキーアイル(メイケイエール、デュアリスト)、リオンディーズ(リプレーザ、ピンクカメハメハ)といった新種牡馬がクラシックを盛り上げたが、今年はどんな新種牡馬の子どもが活躍するのか。

 今年の新種牡馬のまとめ、そして期待値を算出してみた。


■輸入馬(父)
ドレフォン(Gio Ponti)
ザファクター(War Front)
アメリカンペイトリオット(War Front)

 ドレフォンはブリーダーズカップスプリント(G1)などG1レース4勝。実績的にはダートの短距離向きで、日本の芝でどこまでやれるか未知数だが、当然ダートの短距離なら無双するかも。エスポワールシチー(フェブラリーS)、アルフレード(朝日杯FS)、ダノンバラード(AJCC)を兄に持つ産駒や、ユキチャン産駒の白毛馬など注目馬は多数。

 ザファクターの父War Frontは現役時代にG2を1勝しただけだが、種牡馬になって多くの活躍馬を輩出。その1頭であるザファクターはアメリカでG1を2勝し、2013年から種牡馬入り。これまで10頭以上の産駒が日本に輸入され、結果を出したことから1年限定のリース共用種牡馬となった。厳密に言えば、すでに産駒が国内で走っているので新種牡馬とは言い難いが、日本産馬としてはこの世代が初年度となる。先日地方の大井競馬で行われた東京ダービーを制したアランバローズの妹に注目が集まる。

 アメリカンペイトリオットもWar Front産駒で、引退後すぐに来日。初年度産駒のブレスレスリーがいきなり先週中京でデビュー勝ちを収めた。ダーレー・ジャパンで共用されており、ファッショニスタ(JBCレディスクラシック)の弟など、ダーレー所有の繁殖牝馬産駒が多い。


■ディープインパクト産駒
シルバーステート
サトノアラジン
ディーマジェスティ
ヴァンキッシュラン
トーセンレーヴ
ヒラボクディープ
ヒストリカル

 まだまだ増え続けるディープインパクト産駒の新種牡馬は、今年7頭がデビュー。注目度1位は191頭に種付けしたシルバーステートか。現役時はG1未勝利も未完の大器と呼ばれた逸材。産駒はどんな走りを見せてくれるか。良血カルディーンの2019、ローエキスキーズの2019などに注目が集まる。

 サトノアラジンは118頭に種付けでディープインパクト産駒では2番目の人気。兄がロジユニヴァースの牝馬に期待。ディーマジェスティは78頭に種付けしたが、ヴァンキッシュラン以下は種付け頭数が20頭に満たず幸先苦しい状況。少ない産駒で活躍馬が出るかどうか。ディープインパクトの後継種牡馬は飽和状態に突入しそうなだけに、今後も繁殖集めは厳しいだろう。

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