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JRA根岸S(G3)複勝率100%コースなど「好走条件だらけの伏兵に秘策」あり? 武豊“連敗”に終止符も期待!

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 昨年の根岸S(G3)は6番人気→4番人気→2番人気で決まり、3連単の払戻は3万4910円の好配当。今年も“伏兵”の一撃があるのだろうか。

 29日15時45分発走予定の本レースには、「東京コースで実績がある馬が好走傾向」「関西馬が圧倒的に優勢」といった特徴が存在。後者に関しては過去10年で「関西馬が9勝、関東馬は2着や3着もなし」というデータがあり、今回も重視すべき要素と言える。これらの条件に当てはまる馬の中から、「狙える伏兵」を探してみるのもアリだろう。

 そういった意味で注目したいのは、昨年のリーディング18位となった西園正都調教師が管理する馬たちだ。

「しっかり走ってくれるはず」…武豊“連敗”に終止符も期待

 まずは交流重賞で好戦を続けるヘリオス(セ7歳、栗東・西園正都厩舎)。東京コースでも上々の結果を残しており、昨年の根岸Sではスタートで遅れながら2着と好走している。未だ重賞タイトルは獲得していないが、前走のJBCスプリント(G1)でも3着と確実な成長を感じさせている状況だ。

「引き続き武豊騎手が鞍上を務めますが、同馬とは6戦して2着4回・3着1回・5着1回と好相性。武豊騎手も根岸Sでは好結果を残しており良いイメージを持っているでしょうし、今週こそはJRAダート重賞の25連敗を止められるかもしれません。

ヘリオスは転厩初戦となりますが、追い切りでは坂路の併せ馬で4F53秒2-1F12秒8をマークと力強い走りを披露。陣営も『順調です。しっかり走ってくれると信じています』と仕上がりに納得の表情を浮かべています。力を出せる態勢は整ったという印象ですね」(競馬記者)

 もう1頭は「好走条件が揃いすぎ」と話題になっている実力馬だ。「新たな試み」を持って臨むココでの激走を期待する声は多い。

注目が高まる「激アツの伏兵」…データの他に“秘策”もあり?

 根岸Sには「差し・追い込み馬のアベレージが高い」といったデータも存在。過去10年における勝ち馬9頭が該当する脚質だ。

 先述した内容に本要素も加わるのが、昨年の根岸Sで3着と結果を残しているタガノビューティー(牡6歳、栗東・西園正都厩舎)。長い直線での勝負に懸けるタイプで、この舞台が最も持ち味が生きると言っても過言ではない。

 さらに東京1400mは「2・2・1・0」と複勝率100%の舞台。本レースにおける好走条件は整っており、近走の結果から軽視されるようであれば「オイシイ穴馬」となりそうだ。また、“一変”を予感させる取り組みも期待を高めている。

「陣営としては、繰り上がりで出走可能となったチャンスを生かしたいと思っているはず。気になるのは状態面ですが不安はなさそうですね。追い切りは坂路で併せ馬4F53秒8~1F12秒5をマークと、力を出せる状態に仕上げてきた印象を受けます。

さらに注目したいのは初めてブリンカーを着用する点で、西園正調教師は『気を抜かずに走っていて効果はてきめん』と手応えを掴んでいる様子。自信を漂わせています。オーナーの八木良司氏も楽しみにしていると思いますよ。

八木氏の近5年における重賞の成績は障害競走で3勝、平地競走は未勝利となっています。そのような状況下、昨年の根岸Sで好走しているタガノビューティーへの期待が大きくなるのも自然。好走条件が揃い、初ブリンカーの効果が見込めるココへの意気込みは強いのではないでしょうか」(同)

 28日時点における『netkeiba.com』の単勝予想オッズは20倍台の8番人気。初ブリンカーに好感触を得たタガノビューティーが、抜群の相性を誇る舞台で“波乱”を起こすのだろうか。その走りに注目したい。

GJ 編集部

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