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フェブラリーS(G1)競馬女王・桃井はるこ「武豊狙い」の神予想!? レモンポップ切りの超大胆作戦に丸乗りしたい!

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競馬クイーン・桃井はるこ降臨!

 2023年最初のG1競走であるフェブラリーSが、今週末に開催される。今年は有力馬が海外遠征していることもあり、いつになく混戦模様だ。その大一番を前に、編集部はアイドル界イチの競馬クイーン桃井はるこさんをお招きし、見解をうかがってみた。モモーイのイチオシの馬は?

――またまたご無沙汰しております。まずは近況をうかがえればと。

桃井はるこ:お久しぶりです~。実は最近、競馬だけではなく競輪も見ているんですよ。地方競馬を見ているうちに興味が湧いちゃって。正月はたちかわ競輪に行きました(笑)。

――最近競輪も、結構盛り上がってますもんね!

桃井はるこ:見始めると面白いんですよ。競馬と競輪は多くの人が気づいていない真実を見抜くという点は似ているけども、ちょっとファンの見方は違うなって思うんです。

――というと?

桃井はるこ:競馬ファンは出走馬の状態を見るじゃないですか。輸送、調教、さらにパドックの様子なども検討材料に加えて、自分が『これだ!』と思う1頭を選ぶ。でも競輪ファンは選手の状態をあまり重要視していない気がするんです。

 競輪は馬と違って選手が自分で話せるじゃないですか。でも力があるといわれる選手が『調子が戻っていない』なんて喋っても、人気が落ちることがあまりないんですよね。この辺りは意外だなぁって。

――なるほど。桃井さんのことですし、もう推し選手もいるんじゃないですか?

桃井はるこ:はい! 北津留翼選手です。後方から豪快にまくる姿がいいんですよねぇ~。ただこの間、先頭誘導員を追い抜いてしまい、失格で斡旋停止に……ちょっぴりさみしい日々です。

――競輪熱が高まってますね~。もしかして、その反動で競馬の熱が下がったり……?

桃井はるこ:そんなことはないです! 競輪を見ていると競馬の面白さを再認識しましたからね。どっちも全力投球です!! それに以前、GJさんの取材でもお話ししましたけど、私は2014年の最低人気だったコパノリッキーが勝ったレースで感動してから競馬のトリコになったので、フェブラリーSは私の原点的なレースなんですよ。燃えないわけないじゃないですか~。

――ホッとしました(笑)。では、フェブラリーSですが、今回は有力馬がこぞってサウジカップデーに向かう予定とあって、出走馬メンバーがちょっと寂しいことになっています。

桃井はるこ:こうなると過去の傾向は度外視した方がいいと私は思っております。しかも出走馬のほとんどに距離不安があるんですよ。非常に難解なんですが、これは逆に妙味があるのではないかと。なんせ私は穴党ですから! 

――確かに混戦だからこそ、大荒れも期待できますよね! 早速ですが、そんな中で桃井さんの本命をお願いします。

桃井はるこ:まだ枠が出てない(取材日:2月15日)のですが、現段階では武豊騎手のヘリオス(セ7歳、栗東・西園正都厩舎)!

 ヘリオスは着差をつけないで勝ったり、派手な感じじゃないけど、何気にずっといい走りをしているんですよ。特に注目してもらいたいのは去年のマイルCS南部杯(G1)ですね。ヘリオスは勝ったカフェファラオとほとんど差がない好勝負を演じました。映像で見たら、ヘリオスが残したんじゃないかって思うぐらい並んでゴールインしたんです。

 あと今回の鞍上は武豊さんですからね。2019年のインティの勝ち方はさすがの一言でした。今回は距離不安がある馬が多いじゃないですか? だからほとんどが後ろから行くんじゃないかなぁって気がしているんです。

 明確な逃げ馬がいないだけに、南部杯のようにすんなりとハナに立ってもらえたらチャンスがありそう! 今回も武豊騎手には、あのときのインティっぽい乗り方をしてほしいですよね。「◎」はヘリオスでいきたいです。

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――穴党の桃井さんらしい、素晴らしい見立てですね! 人気のある武豊騎手が騎乗しますが、それでも二桁人気の超大穴になるんじゃないですか?

桃井はるこ:人気なさすぎでしょう。前走の根岸S(G3)は15着だからですかね? でも、あのときは原優介騎手のオーロラテソーロに競られて、本来の走りを出せなかったと思います。あれがなければ、もっと上の着順だったハズなんです。今回はオーロラテソーロもいませんし、あんなことにはならないでしょう。

 ヘリオスはずっと好走してるのに……。粘り強い馬って、あんまりみんな印象に残らないんですかね? おいおいヘリオスの強さ忘れてないかい? レースレベル高いところで結果を出しているぞ。しかも武豊騎手が継続騎乗だぞ。ここは注目しなきゃダメだぞ~~~。

――聞けば聞くほど、桃井さんの予想に乗りたくなってきました(笑)。聞き耳を立てている編集部のメンバーが色めきたってきましたよ。

桃井はるこ:あとヘリオスはオルフェーヴル産駒。今中央のダートでオルフェーヴル産駒は絶好調。すごく勢いがある印象があるんです。

 私がJRAの競馬を見るきっかけとなったのが、オルフェーヴルの有馬記念(G1)。たまたま渋谷を歩いていたら、新聞が配られてて、それをもらって読んでいるうちに、ちょっと競馬でも見てみるかって気持ちになったんですよね。いざ観戦したら「競馬ってすげー」って思って、さらに(主戦の)池添謙一騎手のインタビューでもめっちゃ感動したんです。

 競馬を見るきっかけになったオルフェーヴルの子供たちが、今は元気に出走している……そのぐらい時間が経ったんですよね。やっと自分も競馬ファンとして、そういう楽しみ方ができるようになってきたなぁ、感慨深いなぁって。そんな思いもあってオルフェーヴル産駒のヘリオスにG1を獲ってもらいたい!

――熱い想いを語っていただきました! ということは、対抗もオルフェーヴル産駒?

桃井はるこ:すごい悩んだんですけども、ショウナンナデシコ(牝6歳、栗東・須貝尚介厩舎)です。この馬も強い馬といい勝負をしているんですよ。特に去年のかしわ記念(G1)。ソリストサンダー、テイエムサウスダン、カジノフォンテンなど強敵を相手取って逃げ切り勝ち。しかも上がり(3ハロン)最速ですからね。

 なのでヘリオスと、このショウナンナデシコのワンツー。オルフェーヴル産駒馬券! ……なのかと思うんだけど、頭の中ではここにですね。後ろから突っ込んでくるやつがいるんですよ。すごい脚でシャールズスパイト(牡6歳、加・R.アトフィールド厩舎)が。

――ということはシャールズスパイトが3番手ですね。

桃井はるこ:そうです。でも、ひょっとしたらぶっちぎって超着差を付けて勝つまであると考えています。

 YouTubeで過去のレースを見ましたけど、前走のブリーダーズCマイル(G1)も圧倒的な人気だったモダンゲームズ相手に2着でした。ここなんて出走馬すべてが本気の本気。叩きにするレースじゃないですからね。そこで2着はやっぱり強い。しかも今回の鞍上はJ.モレイラ騎手ですので軽視は禁物ですよ。

――今回は招待じゃないのに挑戦してきましたね。

桃井はるこ:だからこそです! すでにブリーダーズC・2着という素晴らしい実績があるにもかかわらずですよ。ここで負けてしまったら評判を落としてしまうことにもなりかねない。そんなリスクを抱えながらやってくるってことは、相当自信がある証拠だと考えてます。

ーー桃井さんの予想通りに決まるとすごい配当がつきそう(笑)。では、その次はなんでしょう。

桃井はるこ:次は普通ですよ。メイショウハリオ(牡6歳、栗東・岡田稲男厩舎)です。

 昨年の東京大賞典(G1)3着ですし、帝王賞(G1)はテーオーケインズ、オメガパフューム、チュウワウィザードら一線級のライバルを相手に優勝。鞍上の浜中俊騎手も10年前のフェブラリーSをグレープブランデーで勝利しているので、勝ち方もわかっているはず。ここは押さえなきゃダメでしょ~。

ーー4番手なのはやっぱり距離を考えてですか?

桃井はるこ:そうですねぇ。マイルよりも長いほうが向いていると思うんです。フェブラリーSは距離延長しての挑戦よりも短縮のほうがいいとは言われているんですけども、やっぱり入れるならば4番手くらいだろうなぁって。

 あと、メイショウハリオの馬名の由来が冠名+世界一速いハリオアマツバメ。私は野球だと東京ヤクルトスワローズファンなので(笑)。昨年、日本一は逃しましたけども、セ・リーグを優勝してくれました。メイショウハリオもヤクルトもどっちも頑張ってほしいな。

――フェブラリーSはこういう馬が力を見せて勝つときもありますからね! 最後に5番手をお願いします!

桃井はるこ:……ドライスタウト(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎)ですね。ここを勝ってさらに成長するかもしれない、若いから秘められた力が開花するんじゃないかと。

 JRAの重賞は勝っていないですけども、全日本2歳優駿(G1)を勝っています。今回の出走メンバーは、G1どころか重賞を勝った馬も少ない。その中で全日本2歳優駿とはいえ、ちゃんとG1を勝ち切っている。その点を評価したいですね。あとは戸崎圭太騎手が一貫して乗っているというのも好材料です。

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――5番手まで教えていただきましたが、1番人気濃厚のレモンポップ(牡5歳、美浦・田中博康厩舎)の名前は挙がりませんでした。

桃井はるこ:前走の根岸Sが、ものすごい厳しいレースだったじゃないですか。最後の追い比べとか、まさに手に汗握る熱戦。(接戦した2着の)ギルデッドミラーが後で故障しちゃうぐらい激しかった。

 陣営はインタビューで『回復してる』とおっしゃってますけど、激戦だった根岸Sから中2週で、本当に万全の状態に仕上げられたのかなって……。当初は使わない予定だったみたいですし……。

――距離不安もささやかれているため、陣営から後ろから行ってくれ的な指示が出るって可能性もありますよね。

桃井はるこ:そうそう。前回の競馬でも仕掛けを遅めにしてる感じがあったんです。騎乗していた戸崎騎手も「距離がギリギリだ」っていう風に話されていました。掲示板(5着以内)には能力で入るかもしれないけど、勝ち負けは厳しいかなと。やっぱりフェブラリーSは前に出られたほうがいいと思うんですよね。

――編集部的には、地方競馬好きの桃井さんはスピーディキック(牝4歳、浦和・藤原智行厩舎)を推されるんじゃないかって予想していたんですが、入っていませんでした。

桃井はるこ:好きなんですよ! 好きなんだけど、ちょっとまだ早いかなぁって。南関の競馬を見ていて感じるのは3歳馬と古馬の差がすごいあるってことなんです。3歳の時に超強い~~~って思っていた馬が、古馬と走るとあっさり負けることって珍しくないんです。

 戸塚記念(G)で同世代の牡馬には勝っていますが、斤量56キロとはいえ、第一線の古馬が相手となるとさすがにいきなりは厳しそう。明け4 歳なので、まだまだこれから。ここで経験を積んで強くなってくれるんじゃないかと思うんですよね。

 地方と中央では砂も違うと思いますし、牝馬でJRAのダートG1を勝ったのはチャンピオンズC(G1)のサンビスタぐらいじゃないですか? 将来ならばいざしらず、現時点でそれほどの力を持っているとはちょっと思えないんです。

ーーお詳しいだけに的確な分析だと思います。他の有力馬などはいかがでしょうか?

桃井はるこ:昨年4着だったソリストサンダーも迷ったんですけど、4カ月半の休みはちょっと長すぎるかなぁ。

 レッドルゼルは昨年1番人気ながら6着。レース後には川田将雅騎手が「距離が長い」的なコメントをしていたこともあり、今年も厳しいんじゃないかと。

 昨年、岩田康誠騎手とコンビを組んで2着だったテイエムサウスダンは、C.ルメール騎手に乗り替わったのが気になりますね。ルメール騎手は昨年の岩田康騎手みたいな乗り方はしないんじゃないかなぁって考えたら、違うかな? という感じです。

 あとは多分JRAのG1最終騎乗になる福永祐一騎手のオーヴェルニュも気になったんですけど、う~~~~ん……。父馬のスマートファルコンはやっぱ地方で強いイメージあるんですよね。地方ならば最強だったんですけども……。

だから今回は順番がちょっと入れ替わってますけど、私の中では「◎」ヘリオス、「○」シャールズスパイト、「▲」ショウナンナデシコ、「△」メイショウハリオ、そして「★」ドライスタウトって感じですね。自分が競馬を見るきっかけとなったオルフェーヴル産駒に頑張ってもらいたいです!

――ありがとうございました。編集部一同、桃井さんの予想に丸乗りして大きな夢を掴みたいと思います!

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桃井さん、ありがとうございました!

(インタビュー・構成=GJ編集部)

-告知-

●2月28日(火)発売の純情のアフィリアニューシングル『この盾に、隠れます。』に収録のカップリング曲『ファンシー・フリー・デストロイヤー』作詞作曲を担当。

http://stand-up-project.jp/j-afilia/discography/?id=7th

●パーソナリティを務める『THE WORKS』がFM NACK5(79.5MHz)にて毎週日曜日24時から放送中。ラジオやradiko.jpでお楽しみください。

●歌とトークのレギュラー番組『モモーイ党せーけん放送』(Wallop放送局)次回は3月4日(土)17時から公開生放送。

●連載コラム『モモーイアンテナ』掲載の月刊ラジオライフが毎月25日発売。

※その他、最新情報は桃井はるこ公式サイト、
http://rg-music.com/momoi/

及びツイッターをチェック!
桃井はるこTwitter @momoiktkr
事務所Twitter @RightGauge

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真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

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