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日本競馬が世界水準にまた一歩近づく「助っ人」が登場!? ゲームでもお馴染みの「アレ」がリアル競馬でも導入

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 4月22日の京都競馬場リニューアルオープンに伴い、一部のレースでトラッキングシステムが導入される。

 トラッキングシステムとは、出走馬に装着されているGPSセンサーを基にレース中の各馬のポジションをグラフィック化して、レース映像の画面下部にその位置を表示するシステムだ。例えば『ウマ娘 プリティーダービー』(Cygames)のようなイメージだろうか。レース中に各馬のポジションが、よりわかりやすくなるはずだ。出走馬の詳細な位置情報を把握できることでレースの臨場感が増し、競馬に新たな楽しみ方が加わるだろう。

 すでに、去年の札幌競馬場など一部のレースでテスト運用され、現地のターフビジョンでトラッキングシステムの映像が表示された。各馬のポジションを横一列に表示されるパターンと、奥行きがあるパターンの2通りがあった。

「お客様に優しいレースの提供」を目的とした新たな試みは、従来の競馬ファンのみならず、初心者やライトな競馬ファンにとっても歓迎されそうだ。

『日刊スポーツ』が報じた記事によると、現在はJRA職員が手動で先頭から3頭目まで入力していた様子。GPSで自動追尾することにより、より全体の状況が把握できるようになるだろう。今後は海外向けに配信されるレース映像にも、積極的に導入する予定となっているらしい。

 すでに世界では、同様のシステムを導入している例もある。日本競馬界も遅れはしたが、トラッキングシステムが本格的に運用されることにより、競走馬の質だけではなくレース観戦におけるシステムも世界水準のレベルまで進化を遂げることとなる。

 ライトファンにとっても視覚的に見やすくなり、現在のファンにとっても、これまで以上にレース状況の把握や道中のラップなどが分かりやすくなるトラッキングシステムの導入。これといったデメリットもなくメリットしかない。サービス開始を楽しみに待ちたい。

GJ 編集部

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