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2023年最高配当・単勝239.2倍を推奨した「神」に絶賛の声続々! JRAライブ配信スタートで「逆境」のグリーンチャンネルに強烈な援護射撃!

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2023年最高配当・単勝239.2倍を推奨した「神」に絶賛の声続々! JRAライブ配信スタートで「逆境」のグリーンチャンネルに強烈な援護射撃!の画像1
撮影:Ruriko.I

 25日、JRA(日本中央競馬会)は開催全レースのライブ配信を開始した。ここまで配信テストを重ねてきたが、いよいよ本格的に始動した形だ。なお、動画視聴は無料で、会員登録手続きや視聴アプリなどのダウンロードも必要ない。誰でも簡単に公式ホームページ上でライブ中継を楽しめるようになった。

 すでに先月25日から完成度の高いテスト配信が行われていたため、競馬ファンにとってはあまり変化を感じないかもしれないが、ライブ配信の本格始動は喜ばしい限りだろう。テスト段階からSNSや掲示板などでは「普通に役立つ」「馬券を買ったレースをライブで楽しめるのは嬉しい」「こういうので良いんだよ」「やっと始まってくれたか」と概ね好評だった。

 一方、その存在意義が大きく揺らいだのが、グリーンチャンネルだ。

 長年、中央競馬の関連情報を取り扱う専門チャンネルとしてファンに親しまれてきたグリーンチャンネル。特にネット上で中央競馬を全レースライブで観戦するにはグリーンチャンネルWebに頼る他なかった。

 しかし、その一方でグリーンチャンネルは月額固定費のかかるサブスクリプションであり、「レースを観るだけでお金が掛かるのか」と多くの競馬ファンが利用に抵抗があったことも事実だ。そんなファンにとって、ライブ配信スタートはまさに待望に違いない。グリーンチャンネルを退会して、JRAのライブ配信に乗り換えを考えている人も決して少なくないだろう。

「逆境」のグリーンチャンネルに強烈な援護射撃!

 そんなグリーンチャンネルにとっても歴史的な1日で、強烈な“援護射撃”があった。

 この日は全国的に雨模様で、中山競馬場も朝から不良馬場だった。そんな背景もあってか1Rから1番人気が9連敗する荒れ模様……。特に3Rの3歳未勝利戦は、単勝239.2倍の13番人気クリスプブリーズが勝つという大波乱のレースだった。

 ちなみにこの単勝239.2倍は、今年行われたJRAの全レースの中でも最高配当。クリスプブリーズが今回と同じダート1800mで2戦続けて11着と二桁着順に沈んでいただけに、さすがにこの単勝を買えた人はごく少数だったようだ。

 それだけにレース後には全国の競馬ファンが阿鼻叫喚……。SNSや掲示板などでも「クリスプブリーズって誰だよ!?」「これは無理……」「あり得ないだろ」と“敗戦”のコメントが並んでしまった。単勝239.2倍のクリスプブリーズが勝ったことが、一部のメディアにニュースとして取り上げられたほどである。

 そんな中、クリスプブリーズの激走を予期していた敏腕記者がいる。グリーンチャンネルでパドック解説を行っていた日刊競馬の谷口弘晃記者だ。

 この日の中山競馬の前半におけるパドック解説を担当していた谷口記者は、良く見えた馬の1頭にクリスプブリーズを推奨。戦績だけを見れば到底買える馬ではないはずだが、その“相馬眼”で見事勝ち馬を指名して見せた。

 これには競馬ファンからも「パドック解説の人、やべえ! おかげで複勝ゲット」「グリチャのパドックで良いって言われてたよね」「ありがとうございます!」「神だわ」など、谷口記者の会心の一撃を絶賛する声が続々……。

 その一方で、あまりにも大穴だったため「ああ、信じていれば…」「いや、絶対来ないだろと思ってました、すみません」など、推奨を信じ切れずに後悔したファンも少なくなかったようだ。

 ちなみにJRAのライブ配信はあくまでレース中継が中心で、パドック中継やその解説などは行われていない。逆に言えば、そういった中継内容の充実がグリーンチャンネルのコンテンツとして強みの1つでもある。

 長年、グリーンチャンネルの有料には賛否両論が交わされており、今回のJRAのライブ配信スタートは紛れもない逆風だ。しかし、谷口記者を始めとした敏腕記者たちのパドック解説が聞けるだけでもお金を支払う価値があるはずだ。この日は、その有用性を大いに見せつけた1日になった。

GJ 編集部

GJ 編集部

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