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「モノが違う、必ず走ります」藤田菜七子、函館初参戦で日本ダービー除外のご褒美? オーナー大絶賛の好素材と臨む今年最初の2歳新馬戦

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「モノが違う、必ず走ります」藤田菜七子、函館初参戦で日本ダービー除外のご褒美? オーナー大絶賛の好素材と臨む今年最初の2歳新馬戦の画像1
藤田菜七子騎手

 先月末の日本ダービー(G1)にトーセントラムとのコンビで参戦予定だったものの、惜しくも除外となってしまった藤田菜七子騎手。女性騎手初の同レース騎乗とはならなかったが「またチャンスがあればいいなと思います」と前向きなコメントを残している。

 今村聖奈騎手らが先月から騎乗停止中のため、現在もJRA唯一の女性騎手として奮闘を続けている藤田騎手だが、11日にはデビュー8年目にして初めて函館競馬場に参戦する。

 競馬学校時代に研修で訪れたことはあるようで、当時は函館のグルメにも舌鼓を打ったようだが、本番のレースに参加するのは今回が初となる。5鞍に騎乗予定である同騎手は「凄く楽しみ。勝利して思い出の地にできるように頑張りたいです」と意気込みを語っている。

「函館初勝利が期待できそうな馬といえば、所属する根本康広厩舎の管理馬であり、デビュー戦からコンビを組み続けている3Rのアイファースキャンではないでしょうか。

ここ5戦で2着4回3着1回と惜しいレースが続いていますが、藤田騎手は『センスがあって未勝利クラスは勝ち上がれる馬』と話しているだけに、同馬で初Vを飾る確率はかなり高そうです。記念馬券を購入して応援してみるのもありかもしれません」(競馬誌ライター)

 そしてアイファースキャンの次の騎乗機会となる函館5R。藤田騎手にとって今年初となる2歳新馬戦には、新種牡馬サンダースノー産駒ドリームボール(牝2歳、美浦・小桧山悟厩舎)とのコンビで臨む予定だ。

 先述の通り日本ダービーのトーセントラムはゲートインが叶わなかったが、同馬と同じ小桧山厩舎の2歳新馬に早くも騎乗する機会が巡ってきた。牡馬と牝馬の違いこそあるが、ダービー除外の分までこの馬に懸ける意気込みは強いのではないだろうか。

 またドリームボールを所有する三岡陽オーナーも以前から「モノが違う、こいつは必ず走ります」と自身のTwitterで同馬を大絶賛するなど、相当の期待を込めているようだ。

 ただ、ドリームボールが出走する新馬戦は他にも、武豊騎手が乗るグレイトフルペインや、重賞3勝馬ビアンフェの妹ロータスワンドなど、かなりの好メンバーが顔を揃えている。

 しかし三岡オーナーは「強豪が揃い過ぎた感はありますがこっちも血統的にはそんなに見劣りしないはず。出るからには夢を持っています」とツイートするなど、あくまでも強気の姿勢。果たして藤田騎手とドリームボールのコンビはライバルたちを抑えて、オーナーに待望の初白星をプレゼントすることができるだろうか。

「デインヒル系の新種牡馬サンダースノーは、ドリームボールがJRA初出走になりますね。同じデインヒル系の種牡馬には北海道の洋芝を得意としているハービンジャーがいるだけに、サンダースノーも函館の馬場に高い適性を持っているかもしれません。いきなり好勝負が期待できると思います」(同)

 なおドリームボールを手掛ける小桧山師は、来年2月をもって定年により厩舎解散を予定している。同馬で最後に一花咲かせてくれることにも期待したいところだ。

GJ 編集部

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