新たな「武豊信者」の馬主候補が登場!? SNSにツーショット写真を投稿し26年来の「レジェンド愛」を語った人物とは
今年5月に開催された千葉サラブレッドセールにおいて、全体2位の高値となる1億340万円(税込)で落札されたドウアドバンテージ(牡2歳、栗東・四位洋文厩舎)が30日、札幌の2歳新馬戦でデビューを迎える。鞍上は武豊騎手だ。
同馬は昨年のダービー馬ドウデュースと同じハーツクライ産駒であり、誕生日も同じ5月7日生まれ。所有するのもキーファーズと一緒であることから、一部ファンの間では「ドウデュース2世」などと囁かれるほどの期待馬である。
キーファーズの代表・松島正昭氏といえば「武豊騎手と凱旋門賞(仏G1)を勝つのが夢」と公言するなど、熱烈な武豊信者であることは、もはやファンの間でも知られるところだ。ドウアドバンテージもゆくゆくはレジェンドとのタッグで、凱旋門賞制覇が最大目標となってくるに違いない。
なお松島氏のみならず、競馬界には武豊騎手を崇拝するオーナーが多い。
最近では木幡巧也騎手とのコンビでデビューから4戦3勝だったミトノオーが、5戦目から武豊騎手に乗り替わりとなったが、これは武豊騎手に乗ってもらいたいというオーナーサイドの要望から実現した交代劇だったといわれている。
またチャールストンを所有する三岡陽オーナーは今年5月、同馬に武豊騎手が跨ると決まったことで、夫人と涙を流しながら乾杯をしたようだ。先週勝利を挙げたシルバーブレッドを所有する犬塚悠治郎氏も、手綱を取っていた武豊騎手に乗りやすい馬だとレース後に褒められたようで、「レジェンドに褒めてもらえて光栄です」とツイートしている。
これらの例も武豊騎手がいかに馬主たちの間で神格化されているのかが分かるエピソードだといえるだろう。
新たな「武豊信者」の馬主候補が登場!?
そしてまた1人、今後新たな武豊信者となり得そうな馬主候補が現れた。銀座を中心に美容室ヘアサロン『Lond』を展開する株式会社Lond Holdingsの代表取締役CEO・吉田牧人氏である。
吉田氏は今月開催されたセレクトセールに誘われて行った際、会場で武豊騎手と遭遇。自身のインスタグラムに「物心ついた時からのずっっっっと僕の憧れのアイドル‼️武豊さんにお会いできました??」とのコメントとともに、同騎手とのツーショット写真を投稿した。
実は吉田氏は小学校の卒業文集に「馬主になりたい」と書いており、武豊騎手に跨がってもらいたいと綴って以来、26年間に渡って武豊騎手を熱烈に応援してきたとのこと。スペシャルウィークで日本ダービー(G1)を優勝し、同騎手が初めてダービージョッキーになった瞬間や、ディープインパクトでのクラシック三冠制覇、キズナの凱旋門賞などを現地で観戦してきたようだ。
そんな憧れのレジェンドに快く写真を撮ってもらえたようで、吉田氏は感無量だった様子。武豊騎手に対する想いであれば5万字は語れたようだが、その気持ちをぐっと抑えて最後に「絶対に馬主になります?!!!!!!!!!!」と、力強い一文を添えて投稿を締めくくっている。
「吉田氏は今年38歳とまだ若く、スペシャルウィークがダービーを勝った頃は学生だったと思われるのですが、それでいて現地で生観戦していたとはものすごい行動力と武豊愛が伝わってきますね。本当に早く馬主となり、レースで武豊騎手とコンビを組むシーンが見たいものです」(競馬誌ライター)
なお吉田氏が手掛けるヘアサロン『Lond』は現在、国内外・フランチャイズを含めて60店舗以上にまで展開するなど、経営は至って順調のようだ。果たして近い将来、武豊騎手と吉田氏のタッグが競馬場を賑わすこととなるのだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新- J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
- 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
- G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
- 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
- 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
関連記事
単勝を買い続けるだけで「765%」のボロ儲け、穴党注目の若手 「G1・9勝」超大物の妹が武豊鞍上でデビュー決定! 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
武豊「有馬記念の夜に食事が恒例」の相手と今年はアメリカで再会? 25歳年下と交わした約束の中身とは
みんなが「来ない」と思ってる時こそ買い時! 新潟の外回りや東京でこそ「逃げ馬」狙いに妙味あり【徒然なる神のくず競馬トーク】
武豊「クラシック候補」のスランプでコンビ解消…出世したのはドウデュースのみ、「本来の力を出せていない」大物の復帰が待たれる秋
リバティアイランドのライバルが復権を懸けJRAクイーンSで武豊騎手と始動。ディープインパクト産駒最後の希望に勝機は?