GJ > 競馬ニュース > キャプテン渡辺「負けた時こそ鰻を食べる」のはなぜなのか?「勝ったお金の使い道」で気をつけたい2つのマインド【徒然なる神のくず競馬トーク】
NEW

キャプテン渡辺「負けた時こそ鰻を食べる」のはなぜなのか?「勝ったお金の使い道」で気をつけたい2つのマインド【徒然なる神のくず競馬トーク】

【この記事のキーワード】, ,

キャプテン渡辺「負けた時こそ鰻を食べる」のはなぜなのか?「勝ったお金の使い道」で気をつけたい2つのマインド【徒然なる神のくず競馬トーク】の画像1

 我々ギャンブラーの喜びの代表的なものに、「勝って何か高くて欲しい物を買う」、「勝って高くて美味しい物を食べる」というものがありますね。いわゆる戦利品です。我々は給料で高級な物や欲しい物は買わない。

 私事ではありますが、私はこの夏地方競馬で大勝ちした時に、20万のライダースを買いました。これは戦利品としてはかなり高級な部類に入る。ギャンブラーの一つの到達点と言ってもいいのではないか?

 この件で気をつけるべき事が2つあります。まず鉄は熱いうちに打て、という事。大勝ちしたらすぐ買わなければいけません。大勝ちしても次の日に負けたら、もう買う気が失せます(笑)。買う気が失せるスピードは、イクイノックスの差し脚すら遥かに凌駕する。なので、勝ったら即買いましょう。

 そして、もしもあなたが大勝ちした友人から奢ってもらおうとか、お金を借りようとか考えているのなら、即日に言わなければいけません。奴らは次の日にはもう負けて、すぐ財布の紐が締まります。緩んでいるのは勝ったその日だけです。チャンスを逃してはいけません。何のチャンスなんだ?って話ですが(笑)。

 もう1つの注意点は馬券を買う時に目標はなるべくない方がいいという事です。「勝ったらアレを買おう」とか、「◯◯しよう」とか、そういう事は思わない方がいい。邪念は必ず予想の邪魔になります。それでも勝つ事はありますが、邪念は無いに越した事はない。常にフラットな気持ちで馬券を買うべきでしょう。

 一方で戦利品などというのは考えない人も多数いるのではないでしょうか?私も基本的には考えていません。大勝ちしたお金は次の大勝ちのための資金……というか、ただ次の日からのギャンブル代になるだけだったりしますよね。戦利品は「しばらくお金の心配をしないでガンガン賭けられることだ!」と。それもまたギャンブラーのあるべき姿ですね(笑)。

 ああ、最後に「勝って美味しい物を食べる」の話ですが、これだけは負けてもというか、負けた時こそ食べたりもします。それは「負けた時こそ、気分を腐らせないために美味しい物を食べるべきだ」みたいな意味もなくはありません。

 しかし、それよりは例えば競馬で5万円くらい負けたのに、食事代の5〜6千円をケチって一体何になるのだ?という気持ちが大きい。5万円も5万5000円も最早一緒なのだ。私がよく言う「負けた時こそ鰻を食べる」というのはそういう事です。こう考えられるようになったら、あなたも一人前です。はい。

 それにしても、夏の中央競馬の日曜重賞の調子が悪過ぎる。負けて焼肉とか食っている場合ではない!今週こそは死に物狂いで勝って、秋競馬を豊富な資金で迎えられるように頑張ります!あ、目標はない方がいいんだった。フラットに頑張ります!(笑)。

キャプテン渡辺

キャプテン渡辺

お笑い芸人。1975年10月20日生まれ、静岡県静岡市出身。A型。放送芸術学院卒業。2005年にお笑いトリオ・キラッキラーズを結成。現在はピン芸人として活躍中。土曜の競馬中継「ウイニング競馬」(テレビ東京)レギュラー。競馬予想術の粋を集めた自著「神の馬券術」(KADOKAWA)が好評発売中

【YouTube】くず競馬チャンネル

Twitter:@captain1975

キャプテン渡辺「負けた時こそ鰻を食べる」のはなぜなのか?「勝ったお金の使い道」で気をつけたい2つのマインド【徒然なる神のくず競馬トーク】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  3. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  9. 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
  10. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客