
天皇賞・秋(G1)イクイノックス対ドウデュースが実現!川田将雅の有力馬とあの「香港最強馬」の再戦も!?

秋のG1戦線に向け、有力馬の出走予定が発表され始めている。そんな中、ファンが待ち望んだニュースが入ってきた。天皇賞・秋(G1)でイクイノックス(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)とドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)の再戦が実現するのである。
イクイノックスは昨年の同レース制覇からG1を4連勝と快進撃中。「ロンジンワールドベストレースホースランキング」の4月発表で世界レート1位となり話題になったが、8月発表でも1位をキープしている名実ともに世界トップホースだ。
かつて天皇賞・秋の連覇を果たした馬はシンボリクリスエス(02年・03年優勝)、アーモンドアイ(19年・20年優勝)のみ。もしイクイノックスが連覇を果たせば史上3頭目の快挙となる。
そんなイクイノックスを下してダービー馬となったドウデュース。今年は京都記念(G2)を圧勝し、次走に予定していたドバイターフ(G1)での活躍を期待されていたものの、左前肢跛行のため2日前に出走取消。7か月に渡る調整期間を経て、遂に両雄相まみえることとなりそうだ。
イクイノックスにとってはダービー以来のリベンジを果たすため、ドウデュースにとってはいつの間にか世界最高峰に上り詰めていたライバルに勝って強さを証明するためのこの上ない舞台となるだろう。

その他にも、今年の大阪杯(G1)を制したジャックドール(牡5歳、栗東・藤岡健一厩舎)、昨年の二冠牝馬スターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)といったG1馬も出走を表明。
また毎年、出走メンバーのレベルが高いことから“スーパーG2”とも呼ばれる札幌記念(G2)を4馬身差で圧勝したプログノーシス(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)にも期待がかかる。
「香港最強馬」の参戦も!?
この時点でもグランプリレース並みといえそうな豪華メンバーが揃っているのだが、なんと香港中距離界にて最強との呼び声高いロマンチックウォリアー(セ5歳、香港・C.シャム厩舎)も出走を検討しているようだ。
ロマンチックウォリアーのオーナー、ピーター・ラウ氏は「10月に日本へ遠征する可能性がとても高く、天皇賞・秋への参戦を真剣に考えています」と発言している。もし実現すれば人気の1頭になることは確実だろう。
また先述のプログノーシスにとって、ロマンチックウォリアーは乗り越えたい壁の1つでもある。
プログノーシスは初の海外G1挑戦となったクイーンエリザベス2世C(G1)にて、ロマンチックウォリアーに敗れている。先に抜け出した同馬を捕らえることができず、2馬身差の2着だった。
札幌記念で鞍上を務めた川田将雅騎手が「ポテンシャルは非常に高い馬なのですが、それを発揮するのがとても難しい馬」と評するプログノーシス。前走のパフォーマンスを見れば、リベンジできる実力は十分に備えているだろう。
イクイノックス対ドウデュースの目玉対決だけでなく、ロマンチックウォリアー対プログノーシスの再戦も実現すれば、より白熱したレースになることは間違いない。
今後も続々と有力馬が出走表明するであろう天皇賞・秋。今や世界レベルとなりつつあるこのレースから、今年はどんな名勝負が生まれるだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
JRA「謎の主取り」ディープインパクト産駒「大盛況」も唯一の敗者……セレクトセール「平均2億円」ディープ特需に埋もれた“13番目の男”とは
JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- キタサンブラック産駒を超高価格で落札「謎の購買者」が2年連続で話題に? 昨年の落札馬は「有名オーナー」の名義に
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
関連記事
10’ニュージーランドTを制したマイラーは、砂遊びが大好きな愛されキャラに!|サンライズプリンス
東大式鉄則で「WIN5&オールカマー」楽々的中~! タイトルホルダー「謎の凡走」に気を付けつつ10年ぶりのウハウハに与りたい【東大式必勝馬券予想】
「レイデオロ以上の乗りやすさ」C.ルメールがゾッコンの大物登場か…「失敗種牡馬」の評価を覆す反撃、エフフォーリアの鹿戸雄一師も「いいモノを持っていそう」
武豊「秋華賞見学」の可能性も…ソーダズリング「完敗」で本番出走に黄色信号、桜花賞のパートナーも路線変更で見込み薄?
3日間開催で「サイン馬券」が大爆発?リバティアイランド「三冠フラグ」以上の「欠かせなかった条件」に思わず納得?