10’ニュージーランドTを制したマイラーは、砂遊びが大好きな愛されキャラに!|サンライズプリンス
かつて観衆を沸かせた名馬の“今”を紹介!
走り終えた今も、観衆を魅了したあの日の輝きは、決して色褪せない。
全国で暮らす、名馬の個性と“今”を集める『ウチの子はあの名馬!個性にLOVE❤︎ 引退馬コレクション』をお届けします!
今回のコレクションは、2010年のニュージーランドT(G2)を制した、サンライズプリンス!
現在は、滋賀県甲賀市にある湖南馬事センターで暮らしているとのこと。
そのお世話をしている三宅さんにマル秘情報をたくさん聞いちゃいました!
三宅 優里さん
(株式会社湖南馬事センター リトレーニング兼研修部門教官)
ウマ歴:9年
出身地:富山県
趣味:コストコ巡り
休日の過ごし方:ショッピング
サンライズプリンス
ニックネーム|プリンス
生年月日|2007年4月13日
生産者|下河辺牧場
馬主|松岡隆雄
戦績|9戦3勝(2着0回,3着1回)
獲得賞金|9,991万円(中央)
主な勝鞍|2010年ニュージーランドT(G2)
父|アグネスタキオン
母|メインリー
母父|Wild Again
ここにきた日|2016年11月2日
サンライズプリンスは、3歳新馬、ビオラ賞・3歳500万下(現・1勝クラス)と、デビューから2連勝。続く皐月賞トライアルのスプリングS(G2)では3番人気に推されるも4着に敗れ、惜しくも優先出走権を逃しました。
そして仕切り直しとなったニュージーランドT(G2)では1番人気に推され、道中は中団を追走し、直線で豪快に抜け出す競馬で快勝。NHKマイルC(G1)の優先出走権を得たことで、翌月の同レースに出走するもダノンシャンティの4着に敗れ、更にその後、右前浅屈腱炎を発症し2年間の休養を余儀なくされました。復帰後は4戦を走りましたが、2013年ニューイヤーS(OP)で3着後は休養に入り、そのまま競走馬登録を抹消。
同馬は湖南馬事センターの母体である、株式会社吉澤ステーブルの育成馬であったことから、引退後の余生も、こちらで送ることとなったそうです。
なるほど…とても外向的で、ハツラツとしている印象を受けます!
担当している三宅さんに、プリンスの“印象的なエピソード”を聞いてみました!
「パドックでの砂遊びが大好きで、いつも気持ちよさそうに、すぐ寝転がっています。」
のんびり余生を謳歌している感じがして、とても可愛らしいですね!
均整のとれた美しい馬体ですね!
とっても愛されている雰囲気が伝わってきます!
舌をペロッと出しているのが可愛らしいですね(笑)
一緒に洗い場で手入れしてもらって、気持ちよさそうですね!
長年にわたり馬房が隣であり、一緒に放牧されたり行動を共にしたりすることが多いそうです。
食欲☆5なだけあって、基本的にムシャムシャしているのでしょうか(笑)
青草が生える季節は、プリンスにとってもベストシーズンですね!
初対面の人にも優しい性格ですので、実際に牧場に来てふれあって下さい!
※見学を希望される方は、湖南馬事センターへ前日までに、お電話ください!
TEL:0748-86-8006
受付時間:8:00∼17:00(火曜定休日)
三宅さん、サンライズプリンスのマル秘情報をたっぷりご提供いただき、ありがとうございました!
サンライズプリンスのいる湖南馬事センターは会員制の乗馬クラブで、ビジターの方でも体験乗馬を楽しむことが出来ます!
また、乗馬スクール(厩務員養成コース)も行っておられるので、騎乗者を目指す方は是非チェックしてみてください!
https://konan-baji.jp
そして湖南馬事センターさんのSNSからも、サンライズプリンスの姿をチェックできるので、ぜひフォローしてみてください♫
Twitter|@konanbaji_joba
Instagram|konanbajicenter
Facebook|湖南馬事センター 乗馬クラブ
WEBサイト|https://konanbaji-jouba.com
協力:株式会社 湖南馬事センター
取材・文:片川 晴喜
デザイン:椎葉 権成
編集・監修:平林 健一
制作:Creem Pan
著作:Creem Pan・GJ
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