![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
【チャンピオンズC】「最強助っ人」とコンビ復活の3歳馬VS新・砂の女王!? ドゥラメンテ産駒2頭の対決が「密かな注目」を浴びるワケ
![【チャンピオンズC】「最強助っ人」とコンビ復活の3歳馬VS新・砂の女王!? ドゥラメンテ産駒2頭の対決が「密かな注目」を浴びるワケの画像1](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20230625_douraereede_157.jpeg)
12月3日に開催されるチャンピオンズC(G1)。復活を期待される1頭がドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎)だ。
14番人気の超低評価を覆して昨年末のホープフルS(G1)を勝利し、G1馬に輝いた同馬。今年初戦となったUAEダービー(G2)でも、後にブリーダーズCクラシック(G1)で2着に好走するデルマソトガケの2着に入る走りを見せた。
しかし、続く日本ダービー(G1)ではスタート直後、鞍上の坂井瑠星騎手がまさかの落馬。ちなみにダービーでの落馬は1993年のマルチマックスと南井克巳元騎手以来、30年ぶりの残念な結果となってしまった。
その後の2レースでも掲示板の5着以内すら入れず精彩を欠いている現状である。しかもチャンピオンズCは当初R.ムーア騎手とコンビを組む予定だったが、同騎手は落馬負傷のため短期免許を返上し帰国してしまった。本レースを2017年に制している名手の手腕に期待していた陣営にとっても誤算だったはずだ。
ただ、そんなドゥラエレーデ陣営に朗報が舞い込んだ。昨年のホープフルSで手綱を取ったB.ムルザバエフ騎手が、当初の予定よりも1週早く短期免許で参戦することとなり、チャンピオンズCで騎乗できる見通しとなったのだ。
ムルザバエフ騎手といえば昨年12月から今年3月にかけて、短期免許では初来日ながらも本馬とのG1タイトルを含む重賞3勝を挙げるなど、大きな爪痕を残した。約3ヶ月間で21勝を挙げ、単勝回収率は150%という好成績であったこともあり「神外国人ジョッキー」と信頼を寄せるファンも多い。チャンピオンズCと同じ中京ダート1800mの重賞・東海S(G2)を、プロミストウォリアで勝っている実績も頼もしい。
またドゥラエレーデも、ダートでは2戦1勝2着1回とまだ底を見せておらず、未知の魅力を秘めている。強力パートナーとのコンビ再結成で、ホープフルSのときと同じような大駆けに期待したいところだ。
そんなドゥラエレーデだが、今回のチャンピオンズCでは、同じく参戦を予定しているアイコンテーラー(牝5歳、栗東・河内洋厩舎)との対決も一部ファンの間で注目を集めているようだ。
2頭の対決が「密かな注目」を浴びるワケ
アイコンテーラーといえば今年8月、5歳夏にして初のダート戦に出走すると、いきなり勝利。砂転向からわずか3戦目にして11月のJBCレディスクラシック(G1)を制した、新たな砂の女王である。
同馬とドゥラエレーデはこれまで一度も対戦したことがない。世代も2つ離れており、強いて接点を挙げるとすれば、父が同じドゥラメンテであることくらいか。それにもかかわらず、一体なぜ2頭の対決に注目が集まるのか。
「アイコンテーラーは昨年6月に開催されたマーメイドS(G3)に出走したのですが、その最終追い切りの際、同馬を大外からもの凄い勢いで抜き去っていった馬が画面に映り込みました。それがなにを隠そうドゥラエレーデだったんです。
ちなみに当時のドゥラエレーデは、まだデビュー前の2歳馬だった訳ですから驚きです。すでに古馬オープンだったアイコンテーラーを抜群の手応えで交わしていったことから、SNSやネット掲示板では『アイコンテーラーを画面の端からぶち抜いたすごい2歳馬がいる』などと話題となっていたんですよね」(競馬誌ライター)
そんなアイコンテーラーとドゥラエレーデが、およそ1年5ヶ月を経て、いよいよ実際のレースで相まみえることとなった。どうやら当時の調教のことを覚えていたファンが、今回2頭の対決を密かに注目することとなったようだ。
ちなみに『netkeiba.com』で公開されているチャンピオンズCの単勝予想オッズで、アイコンテーラーは3番人気。対してドゥラエレーデは12番人気とまったくの低評価だが、あの追い切りの動きを思い出すと侮らないほうがよさそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
M.デムーロ「今回はさすがに飲んじゃった」無念の降板から朗報!コンビ継続で2年ぶりV狙うチャンピオンズC…「無敗の怪物バトル」まで負けられない?
チャンピオンズC「レモンポップは残り100mで止まる?」。G1馬が馬群に沈む決定的根拠&波乱を呼び込む関西馬とは
「ルメール×川田を買っておけば……」から様相一変!? “2強ムード”チャンピオンズC(G1)は鞍上に「不安」あり?
【チャンピオンズC】テーオーケインズ松山弘平も警戒?「武豊不在」でも頼れる助っ人を確保、アイコンテーラーが狙うサンビスタ以来の牝馬V
ジャパンCに続き、チャンピオンズCも「2強1点」で盤石!? レモンポップ-セラフィックコールに死角なし【東大式必勝馬券予想】