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【香港国際競走】レーベンスティール、ローシャムパークは惨敗…高過ぎた香港の壁に日本馬は「5年ぶり」の無冠、関東の「ヤリ手」調教師も敗因掴めず

【香港国際競走】レーベンスティール、ローシャムパークは惨敗…高過ぎた香港の壁に日本馬は「5年ぶり」の無冠、関東の「ヤリ手」調教師も敗因掴めずの画像1
撮影:Ruriko.I

 無敗の3連勝でアスコリピチェーノが2歳女王の座に就いた阪神ジュベナイルF(G1)の行われた10日。同日のシャティン競馬場では、香港国際競走が開催された。

 2019年から4年連続で日本馬が4つのレースのいずれかを優勝していた相性のいい舞台だが今年は未勝利。あと一歩の善戦を演じた馬はいたものの、5年ぶりの「無冠」という残念な結果に終わった。

 開幕を飾った香港ヴァーズ(G1)は、3番人気に推されたゼッフィーロが、5番人気の伏兵ジュンコと1馬身差で2着。このレースがラストランとなったジェラルディーナが4着に入り、2頭が掲示板を確保した一方で本命視されたレーベンスティールは8着と能力を発揮することなく最下位に敗れてしまった。

 2レース目の香港スプリント(G1)は、世界トップクラスの層の厚さを誇る香港勢が上位を独占。夏競馬を沸かせたジャスパークローネは7着、スプリンターズS(G1)で2着のマッドクールも8着と実力の違いを見せつけられる完敗といえる。

 3レース目の香港マイル(G1)は、イクイノックス以上の獲得賞金でも話題のゴールデンシックスティが香港史上最強馬に恥じない走りで他馬を圧倒した。日本から遠征したナミュールが3着、ソウルラッシュが4着に健闘し、マイルCS(G1)で1着2着だった馬が力を見せたが、絶対王者にワンランク上の力を見せつけられた。

 香港ジョッキークラブによると、本馬の今シーズン限りでの引退も発表された。昨年の同レースでは2着に敗れたものの、近4年で3勝2着1回の成績はさすがである。来年1月21日のスチュワーズC(G1)、4月28日のチャンピオンズマイル(G1)がラストランとなる模様。少々意外なことに、引退後は日本で余生を送る予定のようだ。

 掉尾を飾った香港C(G1)は、昨年優勝したロマンチックウォリアーが連覇を達成。日本馬のヒシイグアスが僅差の3着に好走、プログノーシスが5着に健闘した一方で、期待の大きかったローシャムパークは8着と不完全燃焼だった。

関東の「ヤリ手」調教師も敗因掴めず

 勝利こそつかめなかったが、善戦した日本勢の中で想定外の惨敗を喫したのが、田中博康厩舎の2頭だ。

 香港ヴァーズのレーベンスティールについて、騎乗したJ.モレイラ騎手は「能力を全く出していません」、師も「状態は問題無いと判断して出走させましたが見立てが甘かったです。馬に申し訳ないです」と敗戦を振り返るしかなかった。

 また、香港Cのローシャムパークについても、騎乗したD.レーン騎手は「残念ながら出遅れて、位置取りが後ろ過ぎました」、師も「スタートが上手く出られなく、リズム良く走れていましたが、着差を考えると良い状態に持っていけなかったのかなと思います」と振り返らざるを得なかった。

 元騎手で現調教師の田中博師は、看板馬のレモンポップが同年のフェブラリーS(G1)とチャンピオンズC(G1)を制覇したことで話題になるなど、今年の躍進が目立つ関東のヤリ手トレーナーだ。

 騎手時代の2009年に同年のエリザベス女王杯(G1)で当時現役最強の呼び声が高かったブエナビスタを破ったクィーンスプマンテとのコンビで香港Cに参戦。10着に敗れはしたが、調教師免許を取得した17年に技術調教師として研修した思い出の地でもある。思い入れのある場所に調教師として有力馬2頭を連れてきただけに、大一番に向けて期するものがあったと考えられるが、今回はほろ苦い結果に終わった。

 とはいえ、この敗戦で得た経験は必ず今後に生きてくるはずだ。現在の勢いなら再び挑戦する機会もあるだろう。来年以降の香港国際競走で巻き返しに期待したい。

GJ 編集部

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