GJ > 競馬ニュース > R.キング×堀宣行厩舎が東京メインジャック! 皐月賞トライアルには無敗の「大器」もスタンバイ…フェブラリーS依頼の陣営も期待大?
NEW

R.キング×堀宣行厩舎が東京メインジャック! 皐月賞トライアルには無敗の「大器」もスタンバイ…フェブラリーS依頼の陣営も期待大?

R.キング×堀宣行厩舎が東京メインジャック! 皐月賞トライアルには無敗の「大器」もスタンバイ…フェブラリーS依頼の陣営も期待大?の画像1
撮影:Ruriko.I

 4日、東京競馬場で行われた東京新聞杯(G3)は、R.キング騎手騎乗のサクラトゥジュール(牡7歳、美浦・堀宣行厩舎)が、7番人気の低評価を覆して初重賞制覇を飾った。

「素晴らしい末脚を見せてくれました」

 騎乗したキング騎手がレース後、そう振り返った一戦。人馬は前走の中山金杯(G3)で初コンビを組み12着に敗戦したが、最初のコーナーで前が狭くなった上、スローペースに巻き込まれるなどやや不運に見舞われていた。

 ただこの日は1枠1番からスタートすると、前から6、7番手をスムーズに追走。「非常によい手応えのまま直線に入ることができました」とのキング騎手の言葉通り、残り800mあたりから抑え切れないような手応えで最後の直線に入る。

 残り400m付近から内ラチ沿いに潜り込んで脚を伸ばすと、逃げ粘る昨年の覇者ウインカーネリアンをラスト100m付近で交わし去り、最後は2着に1馬身差をつけてフィニッシュした。

「一昨年の8月にOP入りしたサクラトゥジュールですが、ここまで重賞では勝つどころか一度も5着以内に入ったことがないなど、重賞の壁にぶち当たっている状態でした。昨年のこのレースでも14着に大敗を喫していましたし、今回は明け7歳。正直、大きな上積みは見込めないと思っていたのですが、この勝利はやはり鞍上のキング騎手の貢献も大きいと思います。

今回が(サクラトゥジュールの)2度目の騎乗でしたが、前走の反省をしっかりと活かしてくるあたり、流石というより他ありませんでしたね」(競馬誌ライター)

R.キング×堀宣行厩舎が東京メインジャック!

 これでキング騎手は、女性外国人騎手として史上初となる平地重賞勝利となったアメリカジョッキークラブC(G2)に続き、今年早くも重賞2勝目。身元引き受け調教師である堀調教師とのコンビでは、前日の東京メインもシュトルーヴェで制するなど絶好調だ。

「キング騎手は18日に開催されるフェブラリーS(G1)でもアルファマムに騎乗予定であることが、管理する佐々木晶三厩舎から発表されました。

前走の根岸S(G3)こそ8着に敗れた同馬ですが、佐々木調教師は『まるで展開が向かなかった』と話しており、着順ほど力の劣る馬ではないはず。強気なレース運びが光るキング騎手ですし、今回の重賞勝利で陣営の期待もますます大きくなっているでしょうね」(同)

「強い勝ち方ができました」

 キャリア24戦目にして重賞ウイナーとなったサクラトゥジュールの走りをそう褒め称えたキング騎手。来月3日に開催される弥生賞ディープインパクト記念(G2)にも、堀厩舎が管理する2戦2勝の大器ダノンエアズロックで挑むことが予定されている。このコンビの快進撃はこれからも続きそうだ。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

R.キング×堀宣行厩舎が東京メインジャック! 皐月賞トライアルには無敗の「大器」もスタンバイ…フェブラリーS依頼の陣営も期待大?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  2. 【天皇賞・春(G1)】ドゥレッツァも、タスティエーラも不安材料たっぷり? キャプテン渡辺「渾身の本命馬」は【徒然なる神のくず競馬トーク】
  3. 【天皇賞・春】春G1「勝利の方程式」がまたまた出現!14番テーオーロイヤルに“やり過ぎ感”…思い出したい「待て、あわてるな、これは孔明の罠だ」の声
  4. 【青葉賞(G2)予想】データも後押しシュガークンの可能性にかけて勝負!キタサンブラック弟を頭に流す
  5. 【青葉賞】実力派中堅が「88連敗中」の不思議…越えておきたいG2の壁、「スランプ突入」木村哲也厩舎の救世主となれるか
  6. 【天皇賞・春】武豊に次ぐ「長丁場の鬼」が超人気薄で虎視眈々…!?「バテない馬だし京都向き」惨敗で評価急落も条件大好転
  7. 【青葉賞(G2)】「武豊×シュガークン」に立ち塞がるライバル3頭! 新馬戦でジャスティンミラノに敗れた「東の大物」が急浮上【週末重賞ピックアップ】
  8. 【天皇賞・春(G1)】武豊×ドウデュースの復活勝利も霞むC.ルメールの神騎乗! 「死枠」克服を完璧に読み切った古馬王道路線の鬼が降臨
  9. JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
  10. 【天皇賞・春】堅そうだから本命は上位人気で勝負!C.ルメール不在なら「初G1勝利コンビ」に期待したくなるよね【UMAJOモモのオイシイ競馬】