メジャーエンブレム (牡12歳)

メジャーエンブレム
生年月日
2013年3月26日
馬主
サンデーレーシング
調教師
田村康仁 (美浦)
生産者
ノーザンファーム
近親馬
メジャーステップ、メジャープレゼンス
主な勝鞍
2015 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
2016 NHKマイルC(G1)
2016 クイーンC(G3)
関連する馬・騎手
血統
ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ノーザンテースト
スカーレットインク
キャッチータイトル オペラハウス サンデーサイレンス
Colorspin
タイトルド Rainbow Quest
Her Ladyship
解説

圧倒的なスピードを有するS級マイラー。そのあまりの強さに桜花賞(G1)で負けた際はC.ルメール騎手に批判が殺到。いつもは称賛されていたルメール騎手も、フランスと異なりギャンブルとして競馬を扱う日本競馬の”怖さ”を痛感したのではないだろうか。

2歳6月にデビュー戦を快勝すると、一息入ったアスター賞(500万下)も2馬身1/2の差をつけてあっさりと連勝。アルテミスS(G3)では1番人気に推されたものの、デンコウアンジュの強襲に遭って2着だった。

しかし、ハイラップで逃げ粘った走りは、負けてなお強し。続く阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でも1番人気に支持されて堂々のG1初制覇。その年の最優秀2歳牝馬に輝いている。

3歳になるとますます凄みを増し、クイーンC(G3)では単勝1.3倍の人気に応えて5馬身差の圧勝。現代版テスコガビーのように扱われ、女王として確固たる評価を得た。だが、そうして迎えた桜花賞では単勝1.5倍と圧倒的な人気を集めるも、いつもの積極的な競馬をせずに4着敗退。主戦のルメール騎手には大きな批判が集まった。

巻き返したい陣営はオークスではなく、適距離を重視してNHKマイルC(G1)を選択。その決断が功を奏し、ロードクエストの猛追をしのいで2つ目のG1タイトルを手にした。

秋は秋華賞(G1)を目指して紫苑S(G3)からの始動が予定されていたが、左後肢の半腱半膜様筋に痛みを感じて休養を発表。復帰のメドは立っていない。

Ranking

23:30更新
  • 総合
  1. KONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大「卒業」に秘められた思いを告白。「100m歩くのに10分もかかった」盟友・佐々木寿人にさえ明かさなかった満身創痍の3年間
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA堀宣行調教師「パワハラ裁判」で敗訴。現代社会に取り残された”村社会”で、あの超大物調教師にもパワハラ疑惑が……
  4. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  8. 武豊が社台に干された「曰く付き」阪神JF……”引退説”が囁かれた大スランプの原因「ダンスファンタジア事件」とは
  9. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬