GJ > 競馬ニュース > 関東・新人騎手「悲惨すぎる」現状  > 2ページ目
NEW

JRA関東・新人騎手の「悲惨すぎる」現状……「騎乗停止」「落馬事故」「距離誤認」アクシデント連鎖の”背景”に関東競馬界の土壌

【この記事のキーワード】, , , ,

 2着1回、4着1回と最も気を吐いている菅原騎手でさえ、最高は7番人気。小林、大塚騎手は前者が最高9番人気、後者が同10番人気という恵まれなさ……両騎手とも、これまで掲示板(5着以内)にさえ載ったことがないが、それも仕方がないといえる状況だ。

「菅原騎手は、その7番人気で2着しているわけですから武藤騎手の言う通り、腕は決して悪くないはずなんです。それは小林騎手、大塚騎手も同様で『チャンスのある馬に乗れれば……』といった状況が続いています。

 先週、小林騎手は新人第1号の騎乗停止処分を受けましたが、それも関係者から言わせれば『気の毒』とのこと。下級条件でまったく人気にならない馬は、口向きや気性の悪い馬が多く、新人には御すのは難しく、小林騎手の騎乗停止も仕方のない部分があったそうです。いきなり不名誉な形で名前が出ることになりましたが、腐らずに頑張ってほしいですね」(同)

 記者曰く、さらに”悲惨”なのが大塚騎手だという。

「今月、北村宏司騎手が落馬負傷してC.ルメール騎手が騎乗停止になったレースは、関係者だけでなく、ファンの間でも大きな物議を醸しましたが、それが大塚騎手のデビュー戦。それも騎乗馬を御しきれずに事故の要因の一端を作ってしまうという、あまりにもショッキングなデビュー戦でした。ただ、その後はちゃんと乗れていますし、小林騎手同様に頑張ってほしいですね」(同)

 東西新人騎手の馬質も然ることながら、騎乗回数にしても関西の斎藤騎手が32回、岩田騎手が27回であることに対して、関東は菅原騎手の18回が最高。大塚騎手が13回、小林騎手が12回とチャンスの数すら限られている状況だ。まだまだ「乗ってなんぼ」の新人騎手だけに、この差も大きい。

「関東では昨年も唯一の新人だった山田敬士騎手がレースの距離を誤認して、長期の騎乗停止となる前代未聞の事案がありました。ただ、その背景には最近の新人にチャンスを与えて、育てることができていない関東の現状があると思います」(別の記者)

 関東では2年前にデビューした武藤騎手や横山武史騎手、3年前にデビューした藤田菜七子騎手などが、すでに多くのチャンスを掴み順調に成長している。だが、そういった少し上の世代の若手騎手が活躍している”しわ寄せ”が、ここ2年の新人騎手に来ているのかもしれない。

JRA関東・新人騎手の「悲惨すぎる」現状……「騎乗停止」「落馬事故」「距離誤認」アクシデント連鎖の”背景”に関東競馬界の土壌のページです。GJは、競馬、, , , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 岩田望来「素行不良」で追放されても重賞4勝目ゲット! 減量トラブルや夜遊び発覚した「問題児」が干されなかったワケ
  2. JRA四位洋文「調教師合格」武豊も祝福……「シイタケ馬券」やウオッカ伝説など功績多々
  3. 日本競馬が揺れた現役騎手による「禁止薬物」事件から8年。坂井瑠星、横山武史ら「5年連続」トップジョッキーを輩出…JRA「新ルール」が呼び込んだ若手黄金期【この日、何の日】2月12日編
  4. JRA西村淳也活躍は「今年まで」? 関係者や記者評判最悪、ノーザンはあくまで「減量目当て」抜擢で……
  5. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  6. 武豊「大誤算」ジャパン凱旋門賞(G1)直前にまさかの出走取消! スプリンターズS、秋華賞より優先した夢……残されたのは大き過ぎた「代償」
  7. JRA「前代未聞」の不祥事は岩田康誠だけじゃない!? 先輩騎手が後輩騎手を木刀で殴打、22年前に起きた「サイレンススズカ超え」の遺恨
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 競馬界の悲劇ーー後藤浩輝騎手、突然の自殺から1年……くすぶる「死の謎」と「一家心中」の壮絶半生
  10. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?