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やはりこれも「藤田菜七子効果」なのか……デビュー通算7勝の男が「1日3勝」の大爆発!若手騎手覚醒の裏側にある「明確な理由」とは

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「野中騎手は6月にエージェントを松本ヒロシ氏に変更したのがきっかけで、じょじょに調子を上げています。競馬中継の解説等で有名な松本氏ですが、エージェントとしても田中勝春騎手や北村宏騎手などと契約している敏腕です。今は北村宏騎手が故障で休養しているため、その分野中騎手の”馬質”も上がっているということです」(競馬記者)

 確かに今回は31日の3勝が注目されているが、実は先月3日にも2勝の固め打ち。今年7勝の内5勝を7月以降に上げていることを考えても、完全に「環境が変わった」と受け止めた方が良さそうだ。

 いずれにせよ、勝てそうな馬を勝たせるのも野中騎手に腕がある証拠。以前、デムーロ騎手とルメール騎手が「日本の騎手は若い子もみんな上手」と話していたが、若手の一人である野中騎手も、向上した環境を成績に結び付けられる技術があったということだろう。

 ちなみに今週の野中騎手は土日共に新潟で騎乗し、土曜には7鞍、日曜にも5鞍の騎乗が予定されている。特に土曜1Rのマロンタキシードや12Rのカズノテナンゴなどはワンチャンスありそうな馬で、今週も”覚醒”した野中騎手が見られるかもしれない。

 ちなみに藤田菜七子騎手にとってのもう一人の兄弟子・丸山元気騎手も今春のニュージーランドT(G2)で3年ぶりの重賞勝利を挙げ、昨年の33勝ペースを大幅に上回る現在25勝と好調を維持している。

 やはり、かわいい”妹”を持つと、男は変わるのだろうか。

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