GJ > 競馬ニュース > 「見限り早い」ノーテック  > 2ページ目
NEW

JRAマイラーズC(G2)「見限り早い」ケイアイノーテックにまだ期待。芝のマイル戦で復活か

【この記事のキーワード】,

 阪神C(G2、1400メートル)で陣営は距離短縮を選択も結果は6着。ダイアナヘイローとミスターメロディの行った行ったの決着で差すには不利な展開だった。ただし、タイム差が0.8秒だったのも事実。前走の根岸S(G3、ダート1400メートル)では初ダートにチャレンジ。母ケイアイガーベラはダート重賞を2つ勝った名牝だったからだ。しかし、10着の惨敗。タイム差は1秒2もあり、勝負にならなかった。

 NHKマイルC以後の試行錯誤で判明したことは、ケイアイノーテックが力を発揮できるのは芝のマイル路線ということ。今回、芝のマイル戦に帰ってきた。

 レッツゴードンキは成長途上にありながら本質的には距離不向きな桜花賞を潜在能力の高さで勝ち、以後短距離路線で活躍しているとすれば、ケイアイノーテックは成長途上にありながら距離適性の高いNHKマイルCを潜在能力の高さで勝ったが、現在も成長途上であるためまだ結果を出せていないと見ることはできないだろうか。レッツゴードンキが2つ目の重賞を勝つまでに2年近くかかったように、ケイアイノーテックを史上最弱のG1馬と断定するのは早計だろう。

 距離短縮やダート戦は良い経験になったはず。約半年振りのマイル戦で勝ち負けはともかく、見せ場たっぷりのレースができれば可能性は失われていない。NHKマイルCの末脚は鋭く、フロックで勝ったわけではない。やがては2つ目の重賞、あるいは2つ目のG1制覇を期待したくなる。

 今回の鞍上はA.シュタルケ騎手。アーリントンC(G3、芝1600メートル)では7番人気のカテドラルを2着に持ってきた。ケイアイノーテックの新しい一面を引き出してくれるかもしれない。NHKマイルC以来ずっと手綱を取ってきた佑介騎手はNHKマイルCで6着だったパクスアメリカーナに騎乗予定。それも競馬だ。

JRAマイラーズC(G2)「見限り早い」ケイアイノーテックにまだ期待。芝のマイル戦で復活かのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……