真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.08 05:55

武豊インティ「負けて強し」かしわ記念2着もその力は本物。次の帝王賞で待ち受けるはあの「最強馬」か
編集部
6日に行なわれたかしわ記念(G1、ダ1600メートル)はゴールドドリームが連覇を達成。1番人気に支持されていた武豊騎手のインティ(牡5歳、栗東・野中賢二厩舎)は2着に終わっている。
レースは、若干出遅れたインティが3番手、そのすぐ後ろでゴールドドリームが追走する形で進む。向こう正面でオールブラッシュが進出すると、それに応じてインティも負けずに主張し、最後の直線を先頭で迎える。このまま逃げ粘りもあるかと思いきや、外から脚を伸ばしたゴールドドリームがきっちりと差し切って優勝。インティは0.2秒差の2着に終わっている。
レース後、武豊騎手は3番手で進み、位置は悪くなかったとしながらも、「途中で外からオールブラッシュが上がってきたことがこの馬にとっては痛かった」とライバルの動きを敗因としてあげている。
「ゴールドドリームのC.ルメール騎手もレース後、オールブラッシュがあがっていったタイミングを『チョット速すぎたと思います(笑)。だから、我慢しました』と振り返っています。
ただ、後ろから競馬ができるゴールドドリームと違い、インティは前での競馬を得意とする馬です。結果的に余計な力を使う羽目になってしまいましたね。まさに展開がゴールドドリームに向いたという感じ。前走のフェブラリーSとは真逆の決着になりました。直接対決3戦目も見応えがあるレースになるでしょうね」(競馬誌ライター)
初の交流遠征、出遅れ、さらに道中の競り合いなどインティにとっては逆風が吹き荒れることになったかしわ記念。それでも2着に入ったことを考えると、負けてなお強しと考えるべきだろう。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬