JRA日本ダービー(G1)栗東からサートゥルナーリアの「(秘)情報」! ライバル筆頭「ヴェロックス」の話も
その皐月賞馬の対抗と考えられているのが、川田将雅騎手が騎乗するヴェロックス(中内田充正厩舎)だ。
今年、若駒S、若葉S(ともにL、芝2000メートル)を連勝し、皐月賞に挑戦。4角から進出し、最後の直線では早々と先頭に立つも、後方から脚を伸ばしてきたサートゥルナーリアとの競り合いに敗れ、2着に終わっている。
「1週前追い切りでは川田騎手が騎乗して6F78.5秒、ラスト11.2秒を記録する猛時計を出しました。それでもカイ食いは落ちず、毛ヅヤ、張りもいいですね。関係者たちからは『究極の仕上げ』と太鼓判を押されていますよ。最終追いは東京競馬場への輸送もあったため、『軽め』といいつつも、6F82.9秒、ラストは11.5秒とさすがのキレを見せています。
馬体も前走よりも増えて、中身がしっかりしてきたように見えました。スタッフは『サートゥルナーリアはテン乗り。付け入る隙もあるはず』と力強く語っていましたよ」(栗東関係者B)
続いて、アドマイヤジャスタ(須貝尚介厩舎)。
昨年のホープフルS(G1、芝2000メートル)ではサートゥルナーリアに次いで2着。今年は同馬へのリベンジが期待されるも、すみれS(L、芝2200メートル)でまさかの敗戦。皐月賞では出遅れてしまい、8着と惨敗した。
「M.デムーロ騎手は中長距離ではお手馬が苦戦。日本ダービーでの騎乗馬不在がささやかれていました。ですが、アドマイヤマーズでNHKマイルC(G1)を勝ったため、その”ご褒美”として陣営が乗鞍を用意したようです。
デムーロ騎手が背に乗った調教ではいい動きを見せていましたね。まだ成長の余地はあるものの、現時点では100パーセントの状態ではないでしょうか。切れる脚はありませんが、スタッフは『距離延長は望むところだし、流れに乗れれば見せ場は作れるはず』と自信をのぞかせていましたよ」(栗東関係者C)
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