JRAサートゥルナーリアC.ルメール騎手とのコンビ「解散」濃厚!? 「不敗神話崩壊」で神戸新聞杯(G2)から始動も先行きに暗雲……
「兄のエピファネイアは菊花賞馬ですが、あちらは2500mの有馬記念(G1)を連覇したシンボリクリスエス。サートゥルナーリアの父はアジア最強スプリンターのロードカナロアです。これだけを見ても陣営が菊花賞参戦に慎重になるのは理解できますし、ダービー敗退後は敗因を距離に求める声もありました。
昨年は出走こそしませんでしたが、2歳王者のダノンプレミアムが天皇賞・秋(G1)参戦を予定していたように、近年は春のクラシックで活躍した有力馬が、無理に3000mの菊花賞へ向かわない流れも珍しくなくなっています。サートゥルナーリアが中距離路線を歩む可能性は十分あるといえますね」(競馬記者)
記者曰く、最有力候補はG1・2勝を誇る2000mの天皇賞・秋とのことだったが、そうなると困った問題が発生する。今年の天皇賞・秋には、ルメール騎手のお手馬筆頭となるアーモンドアイが出走を予定しているからだ。
「もし、サートゥルナーリアが神戸新聞杯から天皇賞・秋を目指すなら、乗り替わりは避けられないでしょうね。
元主戦のM.デムーロ騎手に戻る選択肢もありますが、先週の宝塚記念(G1)3着のスワーヴリチャードなど有力なお手馬がいますし、難しい選択になると思います。日本ダービーのレーン騎手のように、短期免許で来日する外国人騎手に任せる可能性も十分あると思います。
日本ダービーで敗れたことで”格”が下がった今、日本一のお手馬を誇るルメール騎手とのコンビ解散は秒読みなのかもしれません」(別の記者)
いずれにせよ、ルメール騎手とのコンビを継続するには「結果」が必要になることは間違いないだろう。少なくとも始動戦となる神戸新聞杯で脚をすくわれるようでは、先行き不安に拍車が掛かる。
日本ダービーはサートゥルナーリアにとって様々な側面で、あまりに手痛い敗戦となってしまったようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!